32日目(5/7)休日
中間試験前日ということで、外出せず勉強に勤しんでいました。朝9時から夕方の5時まで研修棟でポルトガル語の勉強をし、夜は明後日のSVお別れ会の準備、バドミントンという時間を過ごしていました。文法の理解は大丈夫ですが、なにせ新しい単語を覚えられていない…。この苦しみがいつか笑えることを願って頑張ります!
33日目(5/8)中間試験、処遇・制度オリ、野外訓練オリ、クロスロード上映
★中間試験(リスニング、ライティング、スピーキング)
リスニング(25分):数字聞き取り20問、1問1答10問、会話文15問。英語のリスニングはとても苦手でしたが、ポルトガル語の発音はカタカナに近く、内容も比較的簡単だった(ように感じた)ため、大丈夫かな?
ライティング(110分):今まで習った範囲全てが網羅されていました。文法の理解は問題ないですが、語彙力の不足により減点されている箇所が非常に多かったです。英語も同様ですが、単語を覚える難しさと重要性を実感しています。
スピーキング(10~20分):20問ほど口頭で質問⇒回答という流れで、まだ「会話」のレベルまでは至っていません。こちらも語彙力不足に加え、口から出す練習が不足しているため、単語のみの解答がほとんどでした。また、1回で聞き取ることが非常に難しく「Podia repitir?」を繰り返していました…。
総合すると外出禁止はなさそうですが、とりあえず語彙力強化と口から出す練習をする必要がありそうです。「定型文を暗記⇒何度も使う」が最初は効率が良いためその勉強法を自習に取り入れる必要がありそうです。
★クロスロード上映
⇒青年海外協力隊をたくさんの人に知ってもらうために、映画の作成、上映が巷ではあったようです。全く知らなかったもとまさですが、訓練所で上映していただけるということで、講堂のど真ん中で前のめりになりながら見ていました。個人的には面白かったのですが、協力隊の経験者や候補生、よほど協力隊に興味のある人でなければ少し「???」となりかねないかなと思いました。とはいえ、これから任地で活動をする身として、挫折する覚悟みたいなものが出来たように感じます。これから応募を考えている方は見てみるのも良いかもしれません。
34日目(5/9)語学訓練、班長会議、予防接種、班ミ、SVお別れ会(班内企画)
★語学訓練
⇒中間試験の結果が返却されました。ライティング75.6点、リスニング76.2点、スピーキング76.0点という結果でした。よくもまあこれだけ平均して取れるものです(笑) ポル語の平均は70点ぐらいらしいので、まぁ良しとしましょう。各言語により難易度は異なるようですが、ポル語はかなり厳しいと思います。外出禁止もないので、後半も勉強・運動・交流など人脈を広げたり、色んな経験から学ぶ時間も確保したいと思います。
★班長会議
⇒今日は前向きな意見交換をすることができました。内容は非公開ですが、忙しくても班長として他の班長と意見交換をすることは自分自身の糧になっているように感じます。もしJICAへの参加を考えている方は、語学の余裕がありそうであれば委員会活動に参加されることをオススメします。もちろん忙しいですが、遣り甲斐もあり、顔見知り、人脈を広げることができます。
★SVお別れ会
⇒明日、SVの班員が修了式を迎えるため、班内で20:30~22:30に談話室で送別会を行いました。
- SV入場
- はじめの言葉
- 乾杯(ジュース)
- SV隊員に関するクイズ大会
- ジェスチャーゲーム
- 男性陣のお笑い(永野、厚切りジェイソン、ダチョウ倶楽部)
- 即興劇
- ケーキ登場
- サプライズムービー
- サプライズプレゼント(お揃いTシャツ、寄書き)
- SVからの御言葉
- サプライズ合唱
- おわりの言葉
研修期間5週間に対して、4週間をかけてこの会を企画した班員の想いはSV隊員の方にも伝わったのではないかと思います。ほぼ全員が泣くというとても感動的な会となりました。この班で良かったなと思うとともに、2年後に恥ずかしくない姿で再開したいなと強く思いました。班長として「おわりの言葉」という大役を務めさせていただき、うまくできたかはわかりませんが、「とても嬉しかった」とSV隊員に言っていただけました。我々JOCVも折り返しを迎え、再度気を引き締めて修了式、任地へ向け頑張っていきます!
35日目(5/10)語学訓練、SV修了式、調査手法講座
昨日プレゼントしたお揃いのTシャツを班で揃えて朝の集いに参加し、自分たちの国旗を持ちながら記念撮影を行いました。語学訓練終了5分後にSV修了式が始まるというかなりの過密スケジュールでした。自由席だったため班員で真ん中の最前列を占領し、修了式を見守ってきました。ここでも数人の班員が目に涙を浮かべる感動的な会となり、SVの方々の素晴らしさを強く感じていました。
★調査手法講座
⇒午後は現地での調査手法を学び実際に活用するというワークショップの時間でした。班長、所外活動リーダー、ファシリテーターをすでにさせていただいているため、他の候補生にファシリテーターを譲り、少し大人しくしていました。なかなか時間通りに課題を終了できず、すこし歯痒かったですが、今後指導する立場として必死に前に出過ぎないように堪えていました(笑) 24チームほどにわけた今回のグループでしたが、1番盛り上がっていたのは間違いないかと思います。今後も楽しみながら積極的に講座に参加し、一つでも多くの事を吸収し、任地に行けるように日々精進していきます。
36日目(5/11)所外活動①、バドミントン
★所外活動①
⇒今回は所外活動の第1回目でした。個人農家宅でお手伝いをするということでお邪魔しましたが、お手伝いに行ったのか、接待をしてもらいに行ったのかわからない程おもてなしを受けました!朝から晩まで働き続けたグループもあるようですが、Hさん宅では持参したお弁当を食べることもなく美味しい手料理を振舞っていただきました。お煎餅、ういろう、カステラ、アロエヨーグルト、リンゴ、バナナ、納豆パン、ヤクルト、オロナミンCに始まり、魚のフライ、筍ご飯、鶏の煮付け、豚汁、たまこんにゃく、きゅうりの漬物、山菜漬け等々まだあったと思いますが、思い出せないほど御馳走になりました。昼寝時間もあり、談笑の時間もあり、とてもリラックスしながら交流を深めることができたのではないかと思います。皆さんも課外活動に行く際は是非Hさん宅へ!(笑) この御宅はスタッフの間でも有名だそうで、候補生だけでは食べきれないため、スタッフが助けに食べに来るとか…(笑)苗の移動やビニールハウスを建てるなど貴重な経験もでき、充実した日となりました。
37日目(5/12)語学訓練、坐禅
★坐禅
⇒お坊さんがいらして、座学1時間、坐禅体験1時間をさせていただきました。体がとても固いもとまさにとっては坐禅の姿勢がすでに辛かったですが、体を整え、息を整え、心を整えるという坐禅はとても忙しかった37日間の中で少し自分を見返す時間となり、有意義に過ごすことが出来ました。警策で肩を叩いていただくという体験もでき、雑念が押し出されたように感じる貴重な体験ができました。
38日目(5/13)語学講座、身辺整理
本日は、語学講座(テスト)の後、土曜日の昼からフリーという貴重な日です。GWも祝日も土曜日もない訓練生活で唯一この週末が1日半休みという最初で最後の長期休暇となります(笑)。候補生の多くは外泊されていますが、もとまさは全く予定なし。飲み会も東京の友達と遊ぶ予定も入れていません。少し疲れ気味だった体を休め、後半戦への体力作りに費やしたいと思います。しっかり昼寝もし、体調は万全です!少し静かになった談話室が寂しいですが、また明日の夜には賑やかになっていることと思います。少しポルトガル語の勉強をしてできていなかった読書や新聞を読む時間に費やします。
今週のまとめ
中間試験、SV修了式、所外活動と今週もかなり濃い1週間でした。体も心も少し疲れ気味でしたので、1日半の休みはかなり助かります。残り30日は前半40日よりも充実させていきます!