112日目(10/22) 同期とお別れ
昨晩の歓迎会も無事終わり、少し飲み過ぎた結果軽い二日酔い。ただ、お陰様で少し寝れました(笑) 昨日の歓迎会のために各地から集まった同期ですが明日から活動があるため休みを取ったもとまさやリシンガ(というド田舎)の隊員以外は本日任地へ戻ります。
昨日は歓迎会ということで色んな方を交えてでしたが、お昼ご飯は久々に同期のみで。訓練所時代を懐かしく感じました。
その後、同期隊員が各地へ旅立っていきました。別れるときに涙を流す隊員もいました。それだけ普段は孤独との闘いということですね。知らない地、しかも海外、アフリカで言葉も通じず、2年間を過ごす。自分の思い描いていた活動がすんなりと出来る筈もなく、焦りと不安に押しつぶされそうになりながらも、もがいて拙いポルトガル語で一歩を踏み出そうとする。良い経験してます。
夜は先輩隊員と一緒にタイ料理を食べました。ほんと、首都っていいな。先輩の職種は検査技師ということで同じ医療従事者。しかも同じ系列の学校。昨日、今日ととてもためになるアドバイスをいただけました。 余談ですが、夕食中に世界地図のパズルができるアプリで遊んでいました。流石「青年海外協力隊」というだけあって、アジア、中南米、アフリカに強いw 薬剤師の友達とクスリの名前でしりとりをして盛り上がったのを思い出します(笑)
113日目(10/23) イニャンバネへ
首都のマプトに来ていましたが、今日からリシンガの隊員と一緒にイニャンバネという場所へ行ってきます。モザンビーク内の数少ない観光地として知られ、同期隊員が活動をしているため活動見学&観光をしてきます!移動はシャパと呼ばれる乗り合いバス。移動時間は8時間。道はデコボコ…。幸い順調に進んだため8時間で済みましたが酷いと想像を絶する辛さらしいです(笑) 因みに、日本の長距離バスとの違いは出発時間が決まっていないということ。乗客が集まり、満員になれば出発。満員にならなければ待ち続ける…。2時間、3時間待ちぼうけということも日常。そんな国。日本に帰ったら多少の遅延にもイライラしなくなってそうですw
さて、夕方同期隊員の家へ着き、お家を拝見。一見綺麗な感じです。あちこちに蟻が侵入してきており、食糧庫にゴキブリが居座っているということ以外は問題なし。ということで同期3人で虫の駆除を行いました。が、これが悪夢の始まり…。食糧庫に殺虫剤を撒き扉を閉めた!と思ったらアフリカクオリティーの扉。隙間からゴキブリがのたうち回って出てくる!気持ち悪い!!!結局10匹以上のゴキブリと死闘を繰り広げて夕食前にぐったりしていました(笑) しかも、リシンガとイニャンバネの同期隊員は寝室で寝るけどもとまさは食糧庫があるリビング…(虫大嫌いなんですけど…)
これは本日の夕食
114日目(10/24)イニャンバネ州トーフー観光
早朝からお出かけ。同期隊員の職場へ行って軽く挨拶をした後、同期隊員は自身の活動をしに行きました。もとまさとリシンガの同期はイニャンバネの先輩、通称トーフー観光大使ことじゅんこさんにトーフーを案内していただきました。
「トーフー観光大使」という名に恥じぬ有名人。トーフーに着いた瞬間から道行く人、お店の人から「じゅんこー!」「じゅんこ元気か~?」と声をかけられていました(笑) ドイツ人だかが、トーフーのビーチ一帯を買い占めているらしく、アフリカというよりもヨーロッパの雰囲気。本日のメインイベントは「オーシャンサファリ」というアクティビティ。小型ボートで沖へ出てイルカを見たりジンベイザメと一緒に泳ぐというもの。初体験でドキドキ。出発の前に説明が始まった!と思ったらポルトガル語ではなく英語!やはりモザンビーク人というよりは外人をターゲットにしているようです。もちろんポルトガル語を希望すればポルトガル語で説明してくれるようでしたけどね。ジンベイザメには3㍍以内に近づかないように、合図をしたら従うようになど簡単な注意事項を確認していざ出発!!
結果から言うとイルカは出発直後に見れ、ジンベイザメとも間近で泳げました!本当に腕を伸ばせば届く距離。3㍍以内に近づくなと注意されていましたが、ジンベイザメ自ら真正面から近づいてきたのでどうしようもありませんでした(笑) そして、目の前で白人が船酔いで死んでる。隣で同期隊員が船酔いで気を失いそうになってる。そんな激しいアクティビティでした。三半規管強くて良かった。
その後、生ガキやら蟹、生パスタ、タコのカルパッチョなど普段食べれないものを食べ、リゾートを満喫していました。
115日目(10/25) 農業祭見学
本日も4時半頃から行動開始。毎日なぜこんなに早起きなのか(笑)
同期が活動している農業局主催の農業祭があるということで参加させていただきました。各地から名産品を持ち寄って行う地域復興のようなイベント。普段見ないバオバブの木のお酒やココナッツ、マンゴーから作られたドライフルーツ、新鮮な野菜や養蜂が一部地域で有名なので蜂蜜が売っていたりと興味深かった。40度越えの天気で熱中症気味でしたけど…。9時から会が開始されるはずなのに3時間ほど遅れて大臣が到着。日本では考えられないことが平然と起こります。他の隊員の活動を見るのは刺激になってい良いですね。
その後、暑すぎて途中で退散。マシシという他の地域へ向かい、カプラナなどの伝統生地を買ったり、ご飯を食べたりしていました。カプラナは各地域によって模様が異なり、普段マプト(首都)やケリマネ(任地)では見ない柄があり、ついつい買い過ぎました(笑) 明日は唯一早起きする必要がないので、ゆっくりしようと思います。朝晩と綺麗な景色を見れた日となりました。
116日目(10/26) トーフー観光(2回目)
一昨日トーフー観光したにもかかわらず、本日もトーフーへ。理由は「お寿司」!モザンビークでお寿司が食べられるレストランは限られており、ケリマネを含む北部地域には食べられる場所がありません。ということで、2回目のトーフー観光。残念ながらそれほど美味しくなかったですけどね…。
リシンガのPC隊員はホテルで優雅にピアノを弾いていました。趣味はフィギュアスケート鑑賞で子供のころは英会話をしていたとか。いつも後先考えずに大きな買い物をして金欠で苦しんでいる彼。金持ちなのかな?と思います(笑)
夜は親子丼が食べたいというリクエストを受け、いくつか料理を作っていました。自分で言うのもなんだけど、美味しかった(笑)
117日目(10/27) マプトへ帰還
本日も朝4時に起床。5時過ぎのシャパ(乗り合いバス)でマプトに向かいました。早朝バスは少し早く着くという噂通り7時間でマプトに帰ることができました。その後、マプトで新規オープンしたすし屋へ。日本での味が忘れられずチャレンジしていますが美味しくない!なぜだ!(笑) 北海道の釧路で食べたお寿司が恋しい今日この頃です。
その後、3ヶ月前に注文した服を取りに行ったところ完成していない…。注文したときは「来週にはできる」と言われ、何度取りに行っても「ミシンが壊れていた」「忙しかった」と言われ続け結局ケリマネへ赴任。もうできているかと思って行ったところまだ……。モザンビークなのでこうなることは知っていましたが半ギレで「次できていなかったら知らないからな」と脅しておきました。1月にある総会の頃には終わってるかな~…?しかも、謝る前に言い訳をしてくるので、こういうところは嫌いです。
118日目(10/28) ケリマネへ
本日はケリマネへ帰るということで、マプトでしか買えないポルトガル語の問題集を買ったり、お土産屋さんで買い物をしたりと貴重な首都生活を過ごしていました。11:50発の飛行機が15:30へ変更。何故これほど頻繁に…(笑)
マプトに行った際、「グリーティングカード」なるものを受け取りました。兵庫県のOB会が仲介役となり、神戸市の小学生からのお手紙を受け取ったのです。「お仕事大変だと思いますが頑張ってください。」「薬局で働いているんですか?」「クスリはどうやって作るんですか?」と。嬉しいですね。しっかり返事を書いて、日本とモザンビークの橋渡しをしたいと思います。
今週のまとめ
モザンビークへ来て3ヶ月半。初めての本格的な観光をしました。日本の方へもおススメです!アフリカへ行ってみたい。アフリカをちょっと体験してみたいけど観光も楽しみたいという方は是非モザンビークのイニャンバネへ!治安も良く、観光地では英語も通じます!(市内はポルトガル語onlyですけどねw)
リフレッシュでき、睡眠状態も改善してきているので来週からまた活動頑張りたいと思います!また来週!