385日目(7/22)
本日はお昼からビリヤード大会が予定されているため、朝から明日の授業準備です。実際に声に出して練習を行います。新入生なので自己紹介から始まり、共有結合、金属結合、イオン結合について…。最低限の専門用語は覚え、家事も済ませ、14時開始のビリヤード大会へ準備を進めます。
家に居てもしょうがないので、いつも通り早めにCasa cluturaへ向かい、ポルトガル語の勉強を開始。予想していましたが、会場には誰も居ません。予定通り開始されることはなく、3時間遅れの17時からビリヤード開始。お陰様でがっつりポルトガル語の勉強ができ満足(笑)
英語の勉強をしているとき、周りのモザンビーク人は遠目から「ふ~ん」と言う感じでしたが、ポルトガル語を勉強している時は、少し近いところで「ほう。ポルトガル語か。」という感じ(笑)周りの飲み仲間も含めて、誰に聞いても教えてくれそうな雰囲気に感謝。
因みにビリヤード大会は10人の参加者(半分はいつもの飲み仲間)。5人ずつにわかれてリーグ戦からのトーナメントです。通常はリーグ戦を全て消化してからトーナメントが行われますが、時間の都合なのか、1、2位が決まり次第終了。昨日始めたばかりのもとまさでしたが、奇跡的に一勝を飾ることができ大満足!優勝者もいつものドレッドヘアーの飲み仲間。こんなにガッツリと現地の人と遊んだのは初めてかもしれません。帰国までにはビリヤードの練習をして1度ぐらい優勝してやろうと思います。(笑)
386日目(7/23)
昨日は楽しすぎて、調子よく飲んだせいで若干二日酔いでしたが、8時40分~10時35分(1時間55分)の授業へ。準備した甲斐あり壊滅的な状況にはなりませんでしたが、同僚が居なかったらやっぱり難しいですね…。こちらが用意したことを説明するだけであればある程度問題ないのですが、理解していない生徒に対して色んな角度から説明することができない…。まだまだ語彙力が足りないですね。諦めずにチャレンジは続けようと思います。
その後、病院実習を行っているTurma13(というクラス)を見に病院へ。本日、ケリマネ中央病院で実習を受けている生徒たちは優秀な子が多かったため指導することもなく、問題なく実習を進めているか確認するだけで済みました。
授業をしたTurma15、病院実習を行っているTurma13に共通して言えるのは学力の差がとてつもなく激しいということ。日本も同じだと思いますが、こういう生徒たちに対して授業を行うというのは難しいですね。どこに照準を合わせるのか。どのレベルを対象とするのか…。
授業ではみんなが演習問題を必死に解いている中優秀な2、3人の生徒は暇を持て余している…。個別に難しい問題を与えてチャレンジさせていましたが…。昨日はもとまさ&同僚という講師が2人おり、且つ生徒数が25名と少ないためこのような対応ができますが、途上国の教育は生徒100名に対して講師が1人ということも頻繁に起こり得るため難しいですよね…。
387日目(7/24)
本日はまず学校へ。来週には首都のマプトで健康診断が予定されているため国内移動届を作成し、校長先生にサインをもらいます。Comboio(列車、汽車)とAutocarro,machibombo(バス)を間違って書くなどまだまだ基本的なポルトガル語の間違いを犯しながらもなんとか提出書類をゲット。
学校内を散歩しながら掃除のおばちゃんや食堂のおじちゃん、おばちゃんと交流を深めます。最近やたらと学校外の人が出入りしているなと思ったら、口唇口蓋裂(という唇や口の中の上あたりが裂ける先天的な症状)の治療をアメリカやブラジルの団体が行っているということでした。街中で見かけたことがほとんどなかったのですが、7月18日~8月1日の期間で治療を行っているようで口唇口蓋裂の方が沢山いました。
日本でも見かける症状ではあるのですが、乳児期に治療を済ませてしまうケースがほとんどなので実際に目の当たりにした記憶はほとんどありません。今回の治療キャンペーン(?)のようにQOL(生活の質)を向上させる取り組みは素晴らしいですね。
その後、学校のすぐそばに建てられたケリマネ中央病院にて学生の実習監督を行ってきました。病院内の調剤室(薬剤師が薬を用意しているところ)で学生を見守っていたのですが、何人かの生徒は相変わらず規格(200㎎や400㎎など)の間違いを犯していました。こちらも辛抱強く指導するしかないので、出来る限りのことをしてきます。
帰宅後、少しぼけっとしていたのですが、時間がもったいないということでいつもの飲み屋さんでお勉強。皆さんがカフェに行って勉強するイメージです。しかも行きつけのカフェ(笑) 会計も大体300-400円程度で済むので本当にコーヒー代と変わりません。
少し早めに行ったこともあり3時間程度ポルトガル語の勉強ができました。このまま良いペースを保って11月末のポルトガル語試験に備えたいと思います。もちろんその後ビールを飲んで、飲み仲間とビリヤードしていましたけどね(笑)本当に仲良くしてくれるので私生活も充実しています。感謝感謝。
388日目(7/25)
本日出勤して講師室でパソコン作業をしているとなんとなく見覚えのある生徒が入ってきました。ただ、担当クラスの生徒を除いてもとまさに用事のある生徒はほとんどないため、あまり気にしないでいると遠慮がちに近づいてきます。何かと思えば、先週の卒業式で写真を撮ってくれとお願いしてきた生徒たちで、データを貰いに来たようでした。
ということでWhatsAppで連絡先を交換して、データを送ってあげる。
すると、数十分後に他の生徒がやってきて、また写真のデータをお願いされる。その後、生徒だけではなく、講師や講師になるための勉強をしている生徒など色々な人から「写真」「写真」「写真」と言われていました(笑)
最近掃除のおばちゃんに日本語を教えるのがブームです。かなりノリよく勉強してくれるのでこちらも楽しんで交流しています。昨日は「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」を教え、今日はそのテスト。テストをして褒めると今どきの子供より大はしゃぎ。可愛すぎますw
その後いつも通り病院実習で指導を行って帰宅となりました。そう言えば本日学校の前を歩いていると人だかりが…何かと思えば大型(しかも角付き)の牛が脱走したとのこと。紐と素手で捕まえようとしているのですが、そう簡単につかまってくれる牛でもありません。何人かが襲われそうになりながらも死闘を繰り広げており、遠くから野次馬をしていたのですが、結局そのまま遠くへ…。
(おいおいおい。そのまま逃げたら誰か襲われるじゃん…!)と思いながらも特にお手伝いできそうになかったので帰宅しましたけどね。日本では見られない光景…良くも悪くも貴重な経験をしています。日本で牛の逃走はまだ見たこと無かったですからね。
389日目(7/26)
本日は朝からバスのチケットを購入しに出かけました。任地のQuelimaneから第2(3?)の都市Nampulaへはバスがおススメ。飛行機だと1万円ほどするところがバスだと1500円程度ですからね。ということで列に並んで順番を待っていたのですが、ここはモザンビーク…。このブログで何度も紹介している通りさっさと順番が回って来るということはありません。炎天下の中1時間…2時間…と待ちます。
結局20人程度しかチケットを買っていないのにかなり時間を取られ炎天下の中待っていたものだから軽度の熱中症(笑)それでも、数日任地を離れるので学校へ向かおうとバスを待ちます。10分…20分…30分…もはや学校に辿り着く前に倒れると思い、諦めて帰宅しました。
どうも物事がさっさと進まないですね。この国は…(笑)
7月13日に同期隊員対象にアンケートを開始したのですが、今回は回答者が少ないため、アンケート作成委員に協力してもらって回答を促してもらったり、数日家を離れるということで残っている卵と玉ねぎで料理したり…としていました。夜はもちろん居酒屋でお勉強。今日はいつもの飲み仲間がいなかったのでビリヤードをすることもなく本当に勉強だけしての帰宅となりましたけど…。
390日目(7/27)
朝4時にバスが出るということで真夜中の3時に起床です。朝が早いにもほどがある…!(というか朝じゃない!) Quelimane⇒Nampula移動は何度か経験しているため小慣れたもんです。いつも通りバス乗り場へ向かい、前日に購入していたチケットを握りしめて待機。指定された座席へ移動して出発を待ちます…
…!!!!
なんか各座席に画面がある!飛行機の国際線のようにゲームができたり、映画が見れるあの画面が1人1つ割り当てられている!!!!
今まで何度かバスを使用しましたが、これは初めて。バスも綺麗なのでおそらく最近購入したものと思われます。中国の会社が経営しているようで言語選択は中国語か英語の2択でしたけど…。
何はともあれX-menを見ながらの移動です。途中寝たり、本を読んだり、停留所のようなところで軽く軽食を購入したり…。気が付けば2時間の映画を見終わることなくNampulaに到着してしまいました(笑)
体感としては3時間程度。あっという間にNampulaに到着。いつも泊めてくれる同期隊員の家へ向かい、一緒にお昼ご飯を食べ、同期が寝ている間に英語の勉強。夜は他のNampula隊員も含めて5人でNampula名物の中華料理屋へ。
あまり話したことのない隊員もいたのですが、一緒に2次会に行くことができてちょっと仲良くなれたかな?なんて。楽しい時間を過ごすことができました!
391日目(7/28)
朝8時Nampula発、10時Maputo着の飛行機へ。Quelimaneの飛行機とは異なり、時間通りの発着となりストレスなくフライトを…と思ったけど隣のおじさんがデカすぎてもとまさのパーソナルスペースが侵略されまくり!!足は蹴られるし、本を読んでいる腕にもガシガシ当たって来るし…モザンビーク人は基本的にパーソナルスペースの概念が無いようで、ぶつかってきても「すいません」とか「ごめん」みたいな言葉を聞くことはありません。ただただ、2時間不快な思いをしながらTOEICの問題集を解いているだけでした。乗り合いバスでは我慢するから飛行機ぐらいゆっくりさせてくれー!!という感じでしたw
お昼は一緒にマプトにやってきた同期と一緒に日本食レストランへ!
先日隊員総会のときにもお世話になったレストランで、お世話になった店員さんと話しながら美味しいご飯を食べることができました。まだ若いのに海外でインターンをするためにわざわざモザンビークへやってきたのだとか。偉すぎる。半年間モザンビークで過ごすようなので今後もよろしくお願いします。
夜は2018年度1次隊の歓迎会!!最近は隊員寮での開催が多かったのですが、事務所近くのPiri Piriというお店で開催されました。呑兵衛の幹事が気を遣って飲まずにしきっていたり、 途中席替えタイムがあったりと楽しい時間を過ごすことができました。新隊員とは席が遠くてほとんど話せなかったけど…w
その後、2次会を隊員寮の近くで、3次会は隊員寮で…。結局2時、3時まで盛り上がっていました。幹事も2次会からは気兼ねなく飲めていたようなので良かった良かった。最後はいつも通り飲み潰れていましたけどねw
今週のまとめ
授業や病院実習指導の活動、学校の先生やスタッフとの交流、私生活でのモザンビーク人との交流、隊員との交流…なんか順調です(笑) 1年目は結構うまくいかないことが多かったのですが、6月に開催された隊員総会で、先輩の発表や話しを聞いていい意味で気持ちが吹っ切れたんだと思います。心の持ちようで同じことをしても楽しかったり、悲しかったり、辛かったり…。今はとてもいい精神状態だと思うのでこのまま前向きに残りの1年を過ごしたいなと思います。もちろん勉強も継続!!!