322日目(5/20)
さて、日曜日です。いつものお掃除さんが来るのかと思いきや、旅行で随分留守にしていたもんだから忘れられたようです(笑) 誰も来ず、結局昼前までベッドで過ごしていました。
昨日と同様に、特に何をするというわけでもなくゆっくりと過ごしていました。JICAの提出書類を確認したり、こちらのブログに問い合わせいただいた方と連絡を取ったり、ブログの記事を作成したりしていました。なかなか旅行の楽しさから、現実に戻ってきたギャップを受け入れられていないようです(笑)
323日目(5/21)
久々のケリマネ医療従事者養成学校へ行ってきました。
「お~~~!もとまさ!どこに行ってたんだ?!」
と、何度言われたことか…。会う人、会う人に聞かれ、少し鬱陶しいとともに、忘れられていなかったことに喜んでいましたw
「海外旅行」をしていたなんて言ってしまっては「お土産はどうした?!」とせがまれるので「ナンプラ(モザンビークの都市)に行ってた」と言っておきました。(嘘ではない) ただ、薬学部の講師陣にはばれているのでどうしようもありませんでしたけどw
一応仲良しの薬学部長とManuel(マニュエル)という講師には赤ワインを、他の講師たちには南アフリカのチョコレートを買っていたので渡そうと思います。ただ、大っぴらに渡してしまうと収集がつかなくなるので相手が1人になったときを見計らって、「これ、お土産。みんなには内緒だよ。」と言いながら渡そうと思います。面倒w
今日は、先月まで揉めていた引越しのせいで書けていなかったJICAの2号報告書を今更作っていました。(本来であれば2月頃には提出しておきたいもの)時間が完全になかったわけではないですが、「家のセキュリティの問題が完了するまでこちらも動かないからな!」という意思表示として保留していたやつです。第2号報告書が最も重要と言われており、活動計画を具体的に立てる必要があるのですが、日本語ではもちろん、ポルトガル語でも資料を作成する必要があるため非常に面倒なのです。今後の方針については大方決まっていたので日本語で資料を完成させるところまで進めました。今週中にポルトガル語へ翻訳して活動に集中しようと思います。
嬉しいお知らせが1つ!今日からまた1人「毎日頑張るサークル」に入ってくれることとなりました。今までは社会人だけでしたが、今回は学生さんです。少しずつ、やる気のある人と出逢えていけるのはいいですね。ちょうど旅行後でダレていたもとまさだったので、これを機に英語やポルトガル語の勉強を再開させていこうと思います。
324日目(5/22)
今日も学校へ。いつもであれば暇な時間に学校内を散歩して生徒や掃除のおばちゃんたちと交流をするのですが、第2号報告書のポルトガル語ver.を完成させなければならないということで必死に辞書と格闘していました。ちょうど隣にいる薬学部長を掴まえてポルトガル語の修正をお願い。お土産を渡したばっかりということもあってか、かなり協力的でしたw
旅行を終えてからきちんとした食事を取ったのは先週の木曜日だけ。それ以降、家に保管していたカップラーメンやDoritos(チップスのお菓子)、小さなパンケーキ、食パンしか食べていません。実は現金がないため、いつも行っていた中央市場で買い物をすることができないのです。(旅行で現金をほぼ使い果たしたw)なぜ旅行にクレジットカードを忘れたのかかなり悔やまれます。しかも、次にJICAから生活費が補填されるのは7月と言うではありませんか。途上国とは言え、手持ち約1400円で生き長らえるか不安ですw 因みに学校へ通うバス代は1回20円。数百円は交通費に置いておかないと活動すらできなくなるので、必死です(笑)
学校からの帰りに、旅行前に食料を与えた孤児とばったり会いました。相変わらず足は肉が見えそうな痛々そうな感じでしたが、もとまさのことを覚えていたようで親指を立てて笑顔で合図をしてくれました。「よっ!元気にしてたか?水でもいる?」と声をかけてみる。因みに前回は無言で渡したので、話すのは今回が初めてです。
「…?水……?……水!」と言って手を出してきました。
もしかしたらあまりポルトガル語は話せないのかもしれません。それでも「水」という単語を知っていたようで良かったです。ペットボトルの水と食パン数枚、それと南アフリカで買ってきたチョコレートをプレゼント。少しでも喜んでくれると嬉しいです。ただ、モノをあげるだけでは依存するだけなのでどうしたもんかなというところです。せめてポルトガル語を話してくれるといいんだけどな~。
夜はIELTSの勉強をして過ごしていました。やはりポルトガル語よりも英語を勉強している方が楽しいと感じる自分がいます。日本に帰ってポルトガル語を勉強することはないと思うので、今のうちに習得できるところまで進めたいと思います。7月と11月にポルトガル語能力試験が開催されるはずなので、申し込みをして追い込みます!
325日目(5/23)
今日は学校へ行くことができませんでした。朝の6時まで決死の蚊との格闘。なぜ奴らは蚊帳の中に入ってこれるのか…?マラリアを危惧して、1日も欠かすこと無く蚊帳を使用しているにもかかわらずいつの間にか蚊帳の中に入って来て耳元でモスキート音という嫌がらせをしてくるのです。結局8匹の蚊を退治。マラリアさえなければ耳栓でもして寝ればいいのですが(痒いけど)、流石にそういうわけにもいきませんでした。
蚊との共同生活が長くなるにつれて、奴らを発見する能力が向上し、それがストレスになっているような気がします。(自己免疫疾患的な?)夜は野良犬や野良猫が狂ったように激しく吠えているのに全く気になりません。全く睡眠の邪魔にはならないのです。でも、半径1m以内にいる蚊の羽音はよく聞こえるようになり、それが聞こえると殺すまで寝れない体質になってきたような気がします。生き延びるための進化とまでは言いませんが、かなりストレスを感じていることは間違いないようです。
今日のご飯は炒めた玉ねぎに麺を絡めた創作料理です。具材がなさ過ぎて工夫の仕様もありませんが(笑)金曜日にJICAモザンビークの所長さんが来られ、夕食会があるようなのでそこで栄養補給しようと思いますw 基本的に朝・昼食は抜きで夕食の1食生活をしているにも関らず、栄養がないものばかり食べているもんだから緊急事態です。どうにかして現金を作らねば!同僚のモザンビーク人より食べていない気がしますw
326日目(5/24)
さて、今日も第2号報告書のポルトガル語ver.を作成していました。自分の言いたいことと、相手の理解していることに乖離があることはわかるのですが、それを説明するのが一苦労。意思疎通を図るのにかなり時間を取られていました。やはり言語は難しいですね。
とは言え、なんとか報告書の作成は完了しました。旅行前のようにPC隊員として駆り出されることもほとんどなかったので良かったです。(日本車の言語設定を英語かポルトガル語にできないか?という相談を受けたぐらいでしたw)
帰宅後はいつも通り、IELTS(英語の試験)の勉強をして就寝。英語を学び始めて18年ほど経過しましたが、未だに「時制」で躓いています(笑) 微妙なニュアンスの違いがわからない。人生をかけての習得になりそうです…。
327日目(5/25)
朝9時からJICAモザンビークの所長がケリマネ医療従事者養成学校へ訪問されるということで今週のちょっとしたイベントです。まずは校長先生と挨拶を交わし、学校内の視察(日本のODAで建てられた学校)、そして隊員との情報交換という流れで1時間30分ほど滞在されました。もとまさと同時期にモザンビークへ赴任された所長さんですが、ペラペラとポルトガル語で挨拶をされており、忙しい業務の中でも勉強されているようで負けないように勉強を続けようと思った瞬間でもありました。
所長はお忙しいようで、その後農業プロジェクトの視察へ旅立ち、もとまさは講師室で事務作業をしていました。パソコン作業に没頭していたもとまさですが、ふと顔をあげると同僚のCarton(カルトン)の手の中になぜか鮮やかな色をした鳥が…(笑)
あれはなんだったんだろうか(笑)
その後、郵便局から連絡があったことを思い出し、郵便局へ。いつも支援物資をお願いしているWORLD GIFT様より荷物が届いたようです。現金が必要だろうということで先輩隊員に2000MT(約3800円)を借りて向かったのですが…しかし、想定の倍ほど荷物が届いていました。何と大きな段ボール箱が4つもあるではありませんか!そして金額を確認してみると2690MT(約5100円)が必要という事…。結局手持ちが2120MTしかなかったため受取りできずw 物資支援をするために現金支援を受けるというなんとも情けない状況ですが、途上国支援のために頑張ってきます…!笑
夜は6時30分から所長を交えた懇親会が行われました。JOCV(青年海外協力隊)が2名、農業プロジェクトの専門家が4名、所長と農業プロジェクト担当のJICA職員1名の計8名での夕食会でした。所長は非常に気さくな方で、料理が出てくるたびにデジカメで写真を撮る姿はとても親近感が湧きました。(笑) いつも通りですが、JOCV意外の面々は海外での長期勤務に加え、様々な知識を蓄えているためいつまでも楽しく話していられそうな方達でした。もとまさも深みのある大人となれるように様々な経験と、知識の習得が必要だと感じた懇親会となりました。本日も御馳走様でした!!!
328日目(5/26)
今日は12時30分から4ヵ国語会合が開かれました。メンバーはもとまさ、先輩隊員の中田さん、韓国人のローザ(看護師)とヴィヴィアーニ(通訳)、農業専門家の清さんといういつもの5人に加えて韓国人医師であるソウルさんが参加されました。ローザとは英語、ヴィヴィアーニとはポルトガル語で話さなければならないという複雑な状況なので、ソウルさんはどうなるかと思いきや、まさかの韓国語、英語、日本語を操るトリリンガル。日本へは2回の旅行(滞在日数計5日)でしか来たことがないはずなのに日本語ぺらぺら!独学と聞いて、コメントに困りましたw
二日酔いでヴィヴィアーニは早々に退散しましたが、その後お腹いっぱいになるまで昼食を堪能することができ、旅行後飢餓状態だったもとまさのお腹は昨日・今日で大分満たされることとなりました。清さんは5月20日まで1ヶ月半ほど日本に帰っておられ、お願いしていた一眼レフの保護レンズに加えて、お土産の崎陽軒製シュウマイまで頂いてしまいました!いつも、いつも、いつもありがとうございます。!
その後、家に帰ってから昼寝をして、いつも通りIELTSの勉強をしていました。明日は支援物資を配りに行こうかなと思っています。ただ、最近原因不明の蚊大量発生が寝室で起きており、なかなか夜寝られない…。蚊帳をしているのに侵入してくるし、頭側の蚊帳の近くで飛ぶと羽音が気になって寝られないし…困った奴らです。他の地域は現在冬ということで蚊もいないようですが、暑い地域と知られるQuelimaneでは現在進行形で蚊が発生中です。毎朝玄関のドアに20匹近い蚊が待機しているので、まず家の中に侵入させないように素早い出入りが必要です。マラリアにならないように気を付けます!
今週のまとめ
旅行後、いつもの生活が始まりました。旅行前との違いは現金がほとんどないということ(笑) 1ヶ月半、質素な生活を心掛けます…。6月末に隊員総会が開催されるため、それまで任地のQuelimaneで生徒や地域の方に貢献できるように活動してきます。もちろん、毎日頑張るサークルも活動していくので、ご興味のある方は是非参加下さいね!