モザンビーク7週目(8/13~8/19)


42日目(8/13)休日

本日日曜日ということで、「外で元気に活動!」と行きたかったところですが、昨日の夜から断水、停電、本日猛暑、日曜日でお店が開いていないということで泣く泣くホテル待機です。外に出て汗をかいてもいつシャワーにお目にかかれるかわからないため外出控えておりましたが、夕方5時過ぎに断水、停電から復活しました。明日から任地であるケリマネ医療従事者養成学校で活動が開始されますので気合を入れて寝ます!(笑)

 

43日目(8/14)ケリマネ医療従事者養成学校本配属

早朝5時50分に同僚の日本人と待ち合わせをして配属先まで連れて行ってもらいました。ボランティア担当のOliveiraは本日来ていないようで、特にすることなし。学長や事務長、学科長などへの挨拶もなく、薬学部の講師室で待機して1日が終了。「できれば授業見学を…」と思っていましたが、本日予定されていた薬学部の授業が2つ中2つ、講師が来ていないという理由でキャンセルされました。波乱の幕開けです。

あまりにもやることがなく、(学校近辺の調査という名目で)学校の前を歩いているとオレンジを売っていたので20MT(32円)で5個購入。かなり安いです。冬とは言え、日本の夏ぐらいの暑さなので外にいるとすぐに熱中症になりそうです。すると、学校の職員が私のところにきて「あんた、外にいたら暑いでしょ。ここは日光強いんだからね。学校の中に入って涼みなさい。そういえば、10MT(16円)持ってる?」と、自然な流れでお金をせびられました。そんな国に赴任したようです。何もしていないのに、ホテルに帰ると疲れていつの間にか寝ていました。これから2年。頑張ろう(笑)

 

44日目(8/15)ホテルの移動

本日、昨日と同様に学校へ行こうとしていましたが、ホテルを今日からまた別のところへ移動しなければならないということで学校をお休みしてホテル移動。特にこれと言って、大きな出来事はなかったので昨日の晩御飯の写真を載せておきます。協力隊あるあるで、ご飯が食えればなんでもOKということで櫛でスパゲッティ食べていました(笑)

 

45日目(8/16)初授業見学と無茶振り

本日も朝5時50分にバスに乗って学校へ。10時20分より生物化学の授業があるということで参加させてもらいました。見学だけのつもりで見に行ったところ、授業後に「よし、君もアミノ酸結合について何か説明してみろ。」という無茶振りをしてくる講師…。そもそも基本的なポルトガル語に問題があるのに、専門用語などわかるはずもなく、とりあえず自己紹介をして終了。前任者がかなり優秀で、英語やフランス語などを話し、ポルトガル語もよく話せたとか。今は大使館の職員として働いているような人と同様に扱われるため、なかなかハードルが高いようです。とりあえず、来週の水曜日に「アミノ酸の立体構造」について話せと無茶振りをもらったので、どうにか準備をしたいと思います…。

 

46日目(8/17)家見学 in Quelimane、第1回4ヵ国語会合

本日は「学校の食堂」にチャレンジしました。日本人の同僚看護師には「綺麗な場所ではないよ。」と何度も念を押されていたのですが、その通りに蠅が縦横無尽に駆け巡る食堂でした。ご飯が来るまでに50回は蠅が体に泊まったと思います。その後、ご飯を食べようとしてもフォークがないことに気付き、他のモザンビーク人と同様に手でご飯を食べました。とりあえず、食べづらいし手が熱いので推奨はしません(笑)

午後は、明日から住む予定の家を見に行きました。外観はかなりボロボロですが入ってみると広いし、改装中のためかなり綺麗…。

 

…改装中?!

 

明日から住むはずの家がなぜかまだ改造中なのです。アフリカあるあるなのでしょうか。壁の色を塗り、台所、トイレ、ベランダ…ほぼ全て改装中ではないですか。しかも最低条件の鉄格子すらできていない…。「ほら。いい家だろ?」と紹介するドトール・オノフリですが本当アフリカの調子者。日本であれば即クビになるような適当さですが、それがケリマネ医療従事者養成学校の事務長なんだからどうしようもない。JICAに相談しても、「ドトール・オノフリに相談しろ。」の一点張り。現状を分かってないのか、勝手にやれということなのか…。とりあえず、鉄柵がついてなくてもいいのでそろそろ自分の家に住みたい。明日強行で家に移ろうかなと考え中です。

夜は日韓合同飲み会がありました。詳しくは別記事で記載していますのでそちらをご覧下さい。⇒4ヵ国語会合。普通の飲み会じゃない?!世界で働くということ。

47日目(8/18)

本日ケリマネ市内の家に引っ越しできる予定でしたが、鉄格子が設置されていないということでJICAから入居の許可が下りず、あやうく学校の寮で週末を過ごすことになりそうでした。以前の記事でも書いた通り、台所なし、水なし、レストランなし、移動手段も乏しく市内まで往復20kmの徒歩移動は熱中症を意味します。
安全対策上入居の許可が下りませんでしたが、学校の寮は生命の維持活動上同様に過酷な気がします。この危機的状況を回避するため、「ホテルの延泊&先輩宅へ転がり込む」という案を提案し、なんとか採択されました。。

1週目の任地での活動が終わり(特に何もしていないけど)、最初から上手くいかないことは頭ではわかっているつもりですが、体が付いて来ないのが現状でかなりストレスフルな状況です。協力隊なら誰もが通るであろう「こんなことで大丈夫かな?」「同僚は私がお金をくれる人にしか見えてないのかな…?」「何をしにここに来たんだろう?」みたいな状況に陥りました。その後少し弱った状態で市内を歩いていると、孤児に会い、お金求められるという…。お金をあげたかどうか気になる方は後日記載する別記事をご覧ください。

⇒あなたは空腹の孤児にお金を求められたら見捨てますか?

 

とりあえず、お疲れモードなので早く寝て、週末新たな活動に取組めるように準備します!

 

48日目(8/19)休日、第2回4ヵ国語会合

お昼頃までゆっくり寝て、13時から例の日韓合同チームで観光。ちょっとしたグルメフェスタがあるということで行ってみましたが、まぁアフリカクオリティの出店が15件ほどあっただけでした。通常のお店よりも高いし、雨も降ってきたという事で市内のレストランへ移動してお昼からビールを飲んで交流を深めていました。来週・再来週も週末に遊ぶようです。元気なお姉さま方。特にヴィヴィアーノがお酒が好きらしいので飲み相手が居てもとまさ的には満足(笑)

明日、雨でなければ市外まで出て、地域交流でもしてこようかな。

 

今週のまとめ

ついに任地へ赴任しました。まだまだ何もできない、住む家もない、「金、金」と言われ精神的に疲れただけの1週間でした。ただ、これから2年という時間があるため、焦らず、諦めず、しつこく自分のしたいことが実現できるようにコツコツ活動していきたいと思います。有言実行!頑張ります。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です