モザンビーク18週目(10/29~11/4)


119日目(10/29) 休日

今日は昨日首都のマプトより帰ったお片づけをしていました。そして、首都のマプトで買ってきた「ヨガマット!!!!!!」を使って筋トレをしていました。大学時代の薬科大学で、薬剤師時代の北海道札幌・釧路市で、カナダ留学時のJorge Brown大学で、そして派遣前訓練の二本松訓練所で常に続けていたバドミントンがモザンビークに来てからできないという緊急事態。これから夏を迎え、日本の夏を越える暑さの中ランニングなんてすれば熱中症必至のアフリカでバドミントンをする場所は残念ながらなく、運動不足解消のためにヨガマットを手に入れた次第です。これから時間を見つけて体を動かしていきます。

因みに、買ったばかりのパンにカビが…日本なら大問題!!

 

120日目(10/30)

2週間ぶりの活動再開。「おぉ~、もとまさ!マプトどうだった?何買ってきてくれた?」と、会えば相変わらずモノを要求してくる薬学部の同僚を軽くかわし生徒のもとへ。実は20日前に撮った集合写真を印刷していたものの、体調不良などで渡せていなかったのでサプライズプレゼント!可愛い生徒たちは目を輝かせ、「え?これ1人1枚あるの?!」「うわぁ!!嬉しい!」「本当にいいの?!」と信じられないというようなリアクションを惜しむことなく見せてくれました(笑) こういうところは日本の生徒よりも素直だなと感じます。そして、クラスの副委員長のようなEldaという女の子が急に立ち、「Sr. Professor もとまさ、本当にありがとうございます。前に撮った写真のことを覚えていただき、1人1人にプレゼンとしていただきとても幸せです。」と感謝の気持ちを伝えてくれました。その後クラス委員長のEdmenという男の子も急に立ち上がり、「Sr. Professor 付け加えさせてください。」と同じく感謝の気持ちを結構な時間述べてくれました。周りに座っている生徒もその2人の行動に賛同しますというような意思を示す拍手。日本の教室では見られない光景だなと思います。誰かに言われるまでもなく、委員長や副委員長として感謝の気持ちをそのまま伝えられる。誰かに目配せされて「早くやれよ」みたいなこともなく。日本人なら恥ずかしいとか、友達の目を気にしてそういうことができない雰囲気があるけど、ここモザンビークは違う。この感覚をうまく伝えられないけど、そんな素直な生徒たちでした。

僕も、その場で「ありがとう。僕も君たちと同じように幸せだよ。」と伝えると、満面の笑みの生徒たち。日本のように相手の気持ちを察するという文化ではなく、気持ちは素直に伝える。1日、幸せな気持ちで過ごせました。

 

121日目 (10/31)支援物資到着!!

以前一緒によく遊んでいた韓国人のうちの1人、通訳家のビビアンが仕事で先週任地のQuelimaneへ来ていたそうです!しかし、先週はマプトに居たので会えなかったのですが、嬉しいことに韓国から本場の「韓国のり」や「辛ラーメン」「キムチ」「コチュジャン」などを持ってきてくれていたようです!特に2kgのコチュジャンはなかなかの量(笑) ということで、今日は早速豚キムチを作っていました。本場のキムチは美味かった!(良くわからないけど、そんな気がした(笑))

昨日のお昼頃急にポルトガル語で電話がかかってきて「日本食が食べたい」と訴える電話主。何度聞いても「日本食」の話をしているようにしか聞こえない。「え?ちょっと。理解できないんだけど。」と訴えるもとまさ。 その後電話を諦めた電話主がメッセージを送って来てびっくり。「郵便局に荷物が届いている」という内容のメッセージ(笑) 僕のポルトガル語はまだまだこんなもんですww

ということで、今朝8時に郵便局へ行き「荷物の受取り」&「日本の小学生への手紙を返信」。なぜ4時間もかかったのかは理解できませんでしたが無事任務を完了することができました。。(お陰様で活動できず…泣)
そして、その届いた荷物というのが、10月8日に日本からお送りいただいた支援物資!サッカーボールや筆記用具、玩具などを受け取ることができました!近日中に現地の子供たちに日本からのプレゼントを渡したいと思います!またレポートしますね!

 

122日目(11/1)

今日も朝から学校へ。特にこれと言った仕事もなく(というか同僚もあまりおらず)また学校近くを散歩していました。以前散歩したよりもかなり広範囲を歩き回り、見知らぬ現地人が「おい。メルカド(市場)に行きたいのか?」と話しかけてきたので、そんなつもりはなかったですが連れて行ってもらいました(笑)  住んでいる市内よりも圧倒的に小さな町。市内よりお金がないことも明らかで、支援物資を渡す候補かな?と。

そして、その小さな町で担当しているクラスの生徒と会いました。どこかへ遊びにいくような感じ。「授業は…?」と聞くと「もうないよ?」とのこと。午前の早いうちに終わったようです。いつも真面目に授業を受けている子がいたので間違いないと思います。時間割には授業が書いてあるので生徒というよりは講師が来ていないなどの理由でなくなったのだと思います。

 

123日目(11/2)

今日は体調不良により自主休講。アフリカという暑い環境、日本のように冷房などなく、そして家の周りには腐敗したものがたくさんある不衛生な環境。異臭がすることもしばしば。道端のプラスチックや缶などは集められて量を減らすために燃やされる。知識がないということは怖いなと感じます。あと1年8ヶ月健康に過ごせるようにしないと。体調を大きく崩してしまった場合、飛行機に乗って移動する必要があるため少し慎重すぎるぐらいで生活しています。療養のために日本へ一時帰国したくないですしね。

 

124日目(11/3)ナンプラへ移動

明日、ケリマネ・ナンプラ地区のボランティアが集まって行う地域会があるため、今日は朝の6時30分に家を出てキリマネチーム3名でナンプラという第2の都市へ移動しました。日本のように飛行機の時間が選べるほど頻繁に運行しているはずもなく、早朝からの移動となってしまいました。しかも、無駄に乗り継ぎまでする始末。インフラはまだまだ整っていないですね。

しかし、昼・夜ともに中華が食べられるという第2の都市様様でした。夜はナンプラの隊員と顔合わせをして同期の家に泊まらせていただきました。

 

125日目(11/4)地域会

朝の8時から地域会ということで昨晩は早めに就寝…といきたかったのですが、いつも通り蚊の襲撃に遭い睡眠時間2時間程度で出席。睡眠ぐらい満足に取らせてほしいものです。日々途上国の辛さが身に沁みています。

さて、僕や同期隊員はまだ来たばかりであるため、簡単な自己紹介と今後の活動方針について主に発表しました。先輩隊員は取り組んできた活動内容、その評価、良かった点・悪かった点の分析などを行い、お互いにアドバイスを送り合いながら今後の活動をより良いものにするために話し合いを行いました。その後、諸連絡があり、1月に控えた総会(全ボランティアが参加する会合)の内容を共有したりしていました。

その後流石に体力が限界で同期隊員の家で昼寝⇒夜ご飯(中華3件目)を食べ、お酒を飲みながら将来や現在の活動について話していました。昨日・今日と同期と話した内容の8割方は真面目な話の気がします(笑) そういう話は好きなのでいいんですけどねw

 

今週のまとめ

最近、マプトやナンプラでの活動、体調不良などに伴い、配属先での活動が満足にできていない状況です。もちろんポルトガル語という大きな壁があることも確かですが、「僕自身がいるからこそ助けられること」を早く見つけていきたいところです。物資支援や同期対象のアンケートなどはそれなりに進んでいるためそちらも止めずに限られたモザンビーク生活を充実させていきます。応援お待ちしています!笑


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