161日目(12/10)
今日は朝から大学時代のアルバイト仲間とテレビ電話をしていました。ちょうど後輩の結婚式があったようで、二次会会場からの中継。「え?!アフリカにいるんですか?」と、知らない人も居たようで(笑) 大学までは関西に居ましたが、卒業後すぐに北海道へ行き、その後カナダ、福島、モザンビークと関西で過ごしていないため、結婚式や忘年会など尽くチャンスを逃しています。飛び回るのは各地に友達ができて楽しいけどデメリットもあるんだなぁ…という感じです(笑)
その後、先週から登場している専門家の方々とお昼ご飯。先輩隊員が今週末にはQuelimaneを離れてしまうということでプチ送別会(という名目で飲んでいただけ)。
楽しく過ごせた日曜日でしたが、昨日からの断水が直らず、オーナーに電話をしても出てくれないという最近の悩み。やっぱこの家出よう。。。
162日目(12/11)
今日も朝から実習先へ。「なにこの奇跡的なミミズみたいな字?もはや個人情報とかなく解読不可能なんですけど?」という感じで朝が始まりました。
薬の名前、日数、1回の錠数、飲み方、全量が記載されていますが、皆さんわかりますか?書かれていない部分は推測です!(笑)(日本ではあり得ませんが…)
上から
Amoxicilina(アモキシシリン:抗生物質) 7日 8時間おき 全量21錠
Predonizolona(プレドニゾロン:ステロイド) 1回2錠 8時間おき 全量42錠
Ibupurofeno(イブプロフェン:解熱鎮痛剤) (10日?) 8時間おき 全量30錠
と書かれています。
患者さんと話さないからどんな病気かわからないし、副作用の聞き取りなんかしないし、もちろん説明もない。医師に言われた通り薬を渡すだけなのが薬剤師の仕事。読解困難なミミズでもある程度は予測で渡す。書いてなかったら他の患者さんの量を倣って予想で渡す。よほどのことが無い限り医師に確認なんてしません。だって相手はお医者様だもの。
ステロイドや糖尿病、血圧の薬も「多分これだな…」という感じで渡すけど、間違ってたら副作用で病院送りになるかもしれない(最悪死亡する)ことを理解しているのか不明。
とか、思っていると薬を患者さんに渡そうとしている面々。
「待って、待って、待って!!ステロイドの量記載されてないけど?!!」って必死に止めて確認しに向かわせたところ錠数も間違っていたことがわかった次第。(まぁ、他の薬も情報不足だけど…)
実習監督後、そろそろ日本から持参したお金がそろそろなくなるということで、銀行に行ってきました。写真を見てください!日本のように綺麗です!実はモザンビークにもこんな優れた建物があるんです!
163日目(12/12)
睡眠時間が3時間以下で、活動に行くことが出来ませんでした…。午前中はゆっくりして、午後はIELTSの勉強をしたりしていました。水が出ず、蚊との闘いも続き、水が無いから洗い物ができない⇒ゴキブリが10匹以上発生と、ストレスとの闘いが続いています。夜も蚊帳を使ってるはずなのに蚊がどこからともなく侵入してきて、睡眠妨害をしてくるのでたまったもんじゃありません。とりあえず、水が出てほしい…。
164日目(12/13)
睡眠時間が1時間ちょっと…。死ぬと思いながら学校へ。
学生は実習中なので特にすることはなかったのですが、コピーしたい本がありコピー室へ。本来であればコピー担当の人がコピーをしてくれるのですが、「A4よりちょっと大きい本を縮小してA4の紙へ両面、2部をABC順で印刷する」という依頼をしようと思ったけど、できそうになかったのでもとまさ自らCanonのコピー機を設定。するとそれを見ていたコピー担当の人がどうやったか知りたいということでコピー機の使い方をレクチャー。片面→片面のコピーはできるようですが、片面→両面、両面→片面、両面→両面は知らず、ソート機能も使えていなかったので教えてあげました。
その後、コピーの練習に使った紙がもったいないということで紙のゴミ箱を作っていたら「俺にも教えろ!」「私もやる!」と周りに居た人が集まり折り紙教室の始まり(笑)
きっと彼らにとっては初めての折り紙。
(おい!もっと真っすぐ折らないと後でおかしなことになる!!)
と、何度も心の中で突っ込みながら、途中で収集がつかなくなりやり直し。その後、「きちんと折らないと上手に作れないんだ…」と気付いた一行でした。最終的には、「1人で作ってみる!」と言いながら3人でお互いカンニングをせず作れるように各々自主練をしていました(笑) 時間があるのもあるだろうけど、こんだけ熱心にやってくれるなら教える甲斐もあるなぁ。という感じでした。
165日目(12/14)
今日は実習先の病院へ。薬が沢山届いたようで整理をしていました。日本であれば精々同じ薬を1000~2000錠程度/日で購入しますが、モザンビークは前にも御伝えした通り、インフラが整備されていないため、月に1回程度大量購入する必要があります。ということで、同じ薬が20000錠ずつ届いた写真が↓。
本日木曜日。断水が始まったのは先週土曜日…。丸5日間の断水…。結局その間にシャワーが使えたのは1度。(先輩隊員の御宅へシャワーを借りに行った)
体が痒い。気持ち悪い。なんか匂う…w
そんな悩みを抱えていたのですがついに今朝、水道の修理をしてくれました!
(やっとこれで水のある生活…)なんて思っていたのが甘いと知るのはその12時間後のことだとは…。(悲)
夜はアフリカ仕様のスコール。日本で年に1度、2度あるかという激しい雷雨が続いていました。そんなことは気にせずシャワーを満喫していたのですが、頭にたっぷりシャンプーを付けてながそうとしたときに
ピカッッッッ! ゴロゴロゴローーーー!!
と、同時に停電(=断水)
(おい。ふざけんな…)
(おい、まじでふざけんな!)
10分ほど裸で暗闇の中、突っ立っていたのですが回復しない…。暗すぎて何もできない。日本の浴槽みたいに綺麗でないので座ることもできない。今朝回復したばかりで追加の貯め水を用意していないのでどうしようもない…。
さてこれからどうしようか。色々考えたもとまさ。
(アフリカか。知り合いもいないし…水もないし…どうにかせねば…)
ということでシャンプー付きで部屋へ戻り手探りで水着を探し出す。大学生のときに買った水着を履いてベランダへ。激しい雷雨が続いている。水がない。ということで雨で頭のシャンプーを流すことに。。。(笑)
が、しかし微妙にベランダの天井が邪魔をして思うような水圧が得られない…
そんなことをしながら外で10分弱格闘。激しい雨と風。寒い…(笑)
が、次の瞬間真っ暗だったアフリカに光が戻ってきた…!
外に人がいる!向かい合う家から丸見え!早く部屋に戻らないと変質者になってしまう! 1人で何をやってんだと思いながら浴室へ戻るww
お陰様でシャワー復活。無事に頭のシャンプーを流すことができました。
その後体を洗って、石鹸を流そうとした瞬間…
断水!!!!
(冗談も大概にしろ!!!!)
経験上、この断水は自動では回復せず人を呼ばないとダメなやつだと察する。。。せっかく朝回復したのにまたかい!
冷蔵庫にあるキンキンに冷えたミネラルウォーターで石鹸を流そうかと思いましたが、残り僅かな貯め水が台所にあることを思い出し、何とか事を凌ぎました。もう、トイレを流すこともできず、出した分だけ溜まることに…日本だと考えられないなぁ…
166日目(12/15)
さて、昨夜4時頃まで寝れず、結局今日も活動へ行けませんでした。もう、水と停電と蚊とゴキブリが…。家でゆっくりしながら、ブラジル人と英語/日本語/ポルトガル語でLanguage Exchange をしたり、IELTSの準備をしていました。因みに今週の睡眠時間がこんな感じ。
夜、料理を作る気が起こらず、寝酒がてらお酒を飲みに行ったのですが、恒例の停電。(笑)
(どうなってんのこの国?!)
15日で18回の停電(=断水)、丸7日以上の断水に加えて20匹のゴキブリ、15匹の蚊…。これ見つけた数ではなく退治できた数ですから。。。
ただ、レストランの従業員は流石に慣れた様子で、停電直後でも動揺することなく蝋燭の用意。各テーブルに蝋燭を配りちょっとムーディーな感じに。うまく挽回してきました(笑) 少し暗すぎましたけどね。
167日目(12/16)
土曜日ということで活動は休みだったのですが、今週はあまり活動に行けなかったので+αということで学生が実習をしている病院へ。雨が降っていたこともあり患者さんはあまりおらず、ゆっくりとした時間が流れていました。生徒にとっては第1回(3週間)の実習最終日ということもあり、「写真撮ろう!」「もう一枚!」「俺もソロで!」と最後は撮影大会。携帯を持っている生徒も「もとまさ先生の携帯だったら綺麗に撮れるからそれで撮って!」とカメラマンに…w
その後近くのカフェでブログの記事作成をして帰宅。夜はいつも通り朝方まで寝れず苦しんでいましたが(笑) カナダではこんなこと無かったのになぁ…。そろそろ学校も休みに入るのであと少し頑張ろう!
今週のまとめ
水が出ない。オーナーに相談しようと思っても電話に出てくれない。停電、ゴキブリ、蚊、羽付き蟻、小蠅たちが発生してストレス蓄積中。蚊帳を使ってるのに何故か入って来る奴ら。(お前らはスパイか!)とりあえず、大問題の水は金曜日の夜に回復したのでこのまま年末まで何も起こらないで…と。連日忘年会(週7回w)をしていた2年前までの生活が懐かしいですね。Faecbookを見ると友人が忘年会の記事を挙げているのでちょっと羨ましいですが、後悔しないためにモザンビークで勉強を続けます!
No Pain! No Gain!(痛みなくして得るものなし)今辛いということは成長しているということ。そう言い聞かしてあと1年半頑張ります。(うん…………。長い!w)