モザンビーク33週目(2/11~2/17)


224日目(2/11)

日中は雨ということで家でゆっくり。(病み上がりで飲み過ぎたからではないと思いたいところ…(笑))久々にご飯を作るということで何か日本ぽいものを食べたいと思い、おにぎり🍙を作っていました。しかも、丁寧に4つとも味が違うというw

 

その後、先輩隊員の中田さんを誘って昨日と同じカーニバルへ!今日が最終日ということもあってか、昨日以上の人が押しかけており、もはやカーニバル付近は動くこともままならない状況!木や塀の上にも沢山人がおり、思わず写真を撮ってしまいました。その木あんまり太くないけど大丈夫…??笑

 

その後も人、人、人(笑) こういうイベントはもっとやってほしいですね。きっとお金が回るはず。モザンビークの貧富の差は大きいですからね。生きるか死ぬかという貧困層からプール付き別荘を持つ富裕層まで。日本も貧富の差は大きいと思いますが(どの国もそうだけど…)貧困層の深刻さがモザンビークなどの途上国では際立っています。だって、10歳前後の子供がほぼ身を纏わないボロボロの服を着て道端で倒れていますから…。それがきっと日常。だって道行く人誰も気にしていないんですから…。このイベントでその子供たちに直接お金が回るとは思えないですが、ペットボトルや缶が消費され、それがポイ捨てされ、それを拾いパン代を稼ぐという流れにはなるのかな?と思っています。

 

人が沢山!!!

 

 

先進国のお祭りのように、花火やスモーク、豪華な飾り付けはありませんが、歌とダンスとビールがモザンビークを明るく照らしています。

 

225日目(2/12)

今日から学校で活動!と、思っていたのですが何度かブログでも説明している通り、もとまさの家やオーナーに問題が多々あり、我慢の限界ということで引越しの準備をしているのですが、それすらもスムーズに進まず四苦八苦しているところです。家のオーナーや事務長のオノフリは全然契約破棄の手続きを進めてくれないし、新しいオーナーには「いつになったら引越ししてくるんだ?」と急かされるし、新オーナーの娘や仲介人などとも連絡を取らなければならず、活動どころではありませんでした。

 

もう既に家の問題がもとまさの私生活のみならず、活動にまで影響を与えているのでJICA事務所にもHELPを出しているにも関らず、「JICAは契約者ではないので、学校が主導となって契約や交渉を進める必要があり…」と、いつまで経ってもお役所な調整員たちは役に立たず…誰に頼ればいいのか?という状況が続いている八方塞がりの状況です。

 

家で時間があったので、ポルトガル語能力試験の模擬試験を実施。リーディングだけ実施したのですが、一番下のクラス「CIPLE」とは言え所見で90点あったので、やはり受験は下から2番目の「DEPLE」にしようかな~…。二本松訓練所に居たポルトガル語の先生は下から2番目の「DEPLE」を、モザンビークで教えてくれたポルトガル語の先生は一番下の「CIPLE」受験を薦めていました…。悩み中です。年に3回しか受験のチャンスがなく、真ん中の「DIPLE」合格を今年の目標にしているため、どのような日程で受験するか考えなければなりません。任地のQuelimaneで受験可能であれば下から「CIPLE」「DEPLE」「DIPLE」と3回受験すれば良いのですが、首都のMaputo(飛行機)か、Nampula(バス7-8時間)でしか受験できないためお金や時間とも相談です。因みにこのテストはTOEICやTOEFLのように点数が結果として与えられるものではなく、英検や漢検のように「合格」「不合格」というような結果の出方をします。詳しいことは後日、どこかで解説しようと思います。

 

226日目(2/13)

To be honest, I don’t remember what I did exactly on Feb,13th…LOL

 

227日目(2/14)

今日は日本では「バレンタインデー」だな~…とか思いながら学校へ行こうといつものバス乗り場へ。(バス乗り場と言っても、日本の様にバス停のマークがあるわけではなく、ただバスが集まっている場所のこと)朝の7時過ぎにはバス停に到着していたのに、今日に限って全くバスが来ない。「アフリカだもんな~」なんて思いながら待っているとスコール(笑)

 

いつもはトラックの荷台に乗って学校へ向かうのですが、雨のためそれも叶わず雨宿り。簡易テントのようなものがあったのですが、バレンタインデーということで綺麗に飾られてる…けどスコールのため台無し(笑) 結局昼前まで外で待機したものの、雨が止まず、道路も水没したため諦めて家に帰りました…(笑) 午前中4時間ほど外で待機しただけで終わってしまいました…。日本の様に時間通りに何でも進むわけじゃないことを身を持って体験中です。

 

228日目(2/15)

新しい契約者である新オーナーの住所や電話番号etc.必要な書類を持って事務長のオノフリのところへ行ったものの、「今のオーナーとの間で契約を破棄できていないからまだ新しい契約書は作成できない」…と。 (だから前々から言ってるのに!!!)と、内心激怒(笑)

 

イライラしてもしょうがないので、食堂のおばちゃん&おじちゃんと話したり、学校内を散歩したりしていました。この場所(下の写真)で大きな鍋を使っていつもスープやカレー、シーマなどを作っています。

 

行くと必ずポルトガル語ではなくシュアボ語という現地語で話してくるのでコミュニケーションを取るのが大変。でも、現地語で挨拶をすると喜んでくれるので少しずつ覚えているところです。因みにもとまさの赴任先は医療専門学校ということで基本的に先生、学生はモザンビーク内では高学歴な人たちです。ということで全員ポルトガル語を話すことができるため現地語の習得は必須ではありません。ただ、他のコミュニティ開発隊員や学校隊員(小学生対象)の場合は現地語を覚えないとなかなかコミュニケーションが取れない、コミュニティに入れないという問題があり、ポルトガル語に加えて、現地語を学んでいる隊員が沢山います。現地語はモザンビークに赴任してから独学で習得する必要があるため、話せる隊員のことは単純に尊敬しています(笑)

 

229日目(2/16)

もとまさの赴任しているケリマネ医療従事者養成学校の中には購買のような場所があり、小腹がすいたときにそこでサンドイッチ(パンに卵を挟んだだけ)を食べに行くのですが、いつも値段が変動するんです(笑) 多めにお金を取られることが多かったのですが、本日行ってみると人が替わり、値札がついていました!あまりの驚きに写真を1枚(笑)

 

これは学校だけではなく、そこらへんのお店でも同じで、「外国人」だと判断されれば倍以上の値段を請求されます。もちろん全員が全員ではないですが、モザンビークの金銭感覚を掴むまでには何度も値段で揉めました(笑) というか、疑心暗鬼で買い物するのがとても億劫でしたw 最近は「あの良く来る中国人」として市場や道端の店で覚えられているのでそんなこともなくなりましたが。

 

夜は1人で飲みに行こうと思い、ぷらぷら歩いていると新しくオープンしたお店があることを思い出して市場調査。小綺麗な感じのお店でどんなメニューがあるのかと思い、期待してメニューを開くと他のお店とほぼ同じ(笑) ピザと、鶏or豚or牛の料理。

 

ピザを頼んだ結果、見た目はお洒落だけど味がない(笑)

やっぱ、日本の居酒屋が世界一です。

 

230日目(2/17)

本日、土曜日ということで活動がなかったためポルトガル語能力試験のリスニングを実施。一番下の「CIPLE」初挑戦の結果60点…。辛うじて合格点クリアでしたがかなり難しかったです。慣れれば「CIPLE」は合格できるだろうけど、5月までに「DEPLE」レベルまで間に合うか…(いや、勉強すれば決して難しくないはずだけど、そこまで自制できるか…w)自分自身との闘いは続きます。

 

夜は昨日同様、1人でぷらぷらと飲みに出歩いていました。先週まで行われていたカーニバルのために出店(しゅってん)していた出店(でみせ)がまだ残っていたのでそこで晩御飯。1人で飲みに行ったのですが、店員さんが気を遣って話し相手になってくれました(笑)

 

因みに、最近一眼レフをきちんと使いこなしたいと思い、カメラに関する本を読んで勉強していました。料理が出てくるまでの時間を使って習った事を復習しているとなんとできました!今まで一応マニュアルで一眼レフを使っていたものの、絞りやISO、シャッタースピードなどの理解が曖昧でしたが、勉強の甲斐もあり、ピントを手前に合わせるか、奥に合わせるか…

 

下の2枚の写真のピントを比べてみて下さい。

一応これのカメラは初心者用ということで店員さんに薦められて買いました。少しこつがわかってくるともっといいカメラが欲しくなりますね。腕を磨いてモザンビークの素晴らしさがもっと伝わるように頑張ります!!

 

今週のまとめ

今週は体調も回復し、3日も飲みに行くことができました(笑) モザンビークのイベントに参加し、文化や習慣を体験することができていると思います。依然、家の問題が片付かないのは気がかりですが、可及的速やかに解消されることを祈っています。去年の11月にJICA本部から「安全対策宣言」が出されていたと思うんですけどね。まだまだ現場には浸透していないようです。


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