【英語初心者必見!】効率的な単語暗記法を留学経験者がご紹介!


こんにちは、カナダに9ヶ月間ワーキングホリデーをした後、アフリカのモザンビークで2年間のボランティア活動をしているもとまさと申します。現在は日本語に加えて英語ポルトガル語を話すトリリンガルとして生活しています。留学や海外生活を経て英語やポルトガル語が話せるようになったもとまさが効率的な単語の暗記方法をご紹介します!単語の暗記に苦労している人は是非ご覧下さい!

単語帳を効率よく使うためにするべきこと

単語帳を買ったはいいけど全然覚えられないし、最初の1章や数ページやっただけで諦めてしまっているあなた。もしくは今まで単語帳を最後まで終えたことのないあなた。この方法で効率よく単語を覚えて行きましょう!

1.単語帳は何周もするものであり、1周目で全てを覚えようとしない
1ページ目を覚えるために15分も30分も使っているあなた。それは非効率です。30分使って覚えても明日には必ず忘れます。それなら、30分使って5ページの50%ぐらいを覚えるようにしましょう。10ページの30%ぐらいでもOKです。ここで大事なのはどんどんページ数を進めるということです。

例えば見開き180ページある単語帳を1日で見開き2ページ分覚えるとします。毎日100%完璧に覚えたとしても全てを終えるのには3ヶ月かかり、3ヶ月後には最初に覚えた100%のうち数%しか頭に残っていないということが必ず起こります。皆さんも経験がありませんか?さらに、毎日少しずつしか進まないので「いつになったら終わるんだ…」と精神的にもどんどんと辛くなってきます。

2.覚える⇔忘れるを繰り返すことが大事
単語を覚えるために必要なことは覚えた後に忘れることです。そして忘れてすぐに覚えることです。「ん?」と思った皆さん。大丈夫です。嘘はついていません。笑 「覚える→忘れる→覚える→忘れる→覚える…」というサイクルを繰り返すごとに覚えてから忘れるまでの時間が徐々に長くなっていきます。どういうことかと言うと…

こんな感じです。もちろん1回目と2回目の間が空きすぎて2回目にチャレンジするときに全く何も残っていなければ2回目には進めず1回目のところから再チャレンジとなります。

3.では実際にどのように取り組めばいいのか?
1.単語帳は何周もするものであり、1周目で全てを覚えようとしない」「2覚える⇔忘れるを繰り返すことが大事」ということがわかったら、実際にどのように覚えるのかという3番目のステージに進みましょう!

【例えば…】
1、2ページ目を5分ずつで暗記→【復習】1~2ページ目
3、4ページ目を5分ずつで暗記→【復習】1~4ページ目
5、6ページ目を5分ずつで暗記→【復習】1~6ページ目
7、8ページ目を5分ずつで暗記→【復習】1~8ページ目

まず、1ページ目を5分でさらっと覚えます。英語を見て日本語を言えるようになればOK(5分もかからないかも!)大体全て言えるようになったら2ページ目に進みます。2ページ目も英語を見て日本語が大体言えるようになれば1ページ目と2ページ目を一気に復習。(1~2分でサッと復習)

続いて3ページ目を5分でさらっと覚えます。4ページ目も同様。その後1ページ目から4ページ目を一気にテスト。(2分前後でサッと復習)それを8ページまで繰り返します。最初は覚えて数秒~数分で忘れるので忘れた直後に【復習】を行う事で記憶の定着を図ります。ここで重要なのは1ページ目と5ページ目にどうしても覚えられない単語があったとしても「まぁ、いいや!」って思う事です。「これ覚えられないからチェック入れとこう」って☑マークでも書いておけばOKです。「1週目で全部を覚えようとしないこと」が大事です。

例えば1日で8ページ進めたとします。(次の日は9ページ目から16ページ目まで同じ要領で進め、最後に1回だけ1~16ページの復習をしてみましょう。おそらく5分程度で終わるはずです。

3日目は17ページ目から24ページ目までの復習をして最後に1回だけ9ページ目から24ページの復習をしてみましょう。

4日目は25ページから32ページ目までの復習をして最後に1回だけ17ページから32ページの復習をしてみましょう。

32ページ(見開き64ページ)ほど進めば1章ぐらい終わっているでしょう。章など区切りのいいところで一気に今まで暗記したページを復習します。もちろんここでも全てを覚えようとせず、「あ、これ覚えた!」「あ~、覚えたと思ったけど忘れてた。」「この単語復習のときに1回も正解してないじゃん!チェックしとこう。」ぐらいの気軽な感じでOKです。章などの単位で軽く復習を行うのは完全に忘れた状態にならないために行っています。1日見開き2ページしか進んでいなかったのに1日に見開き16ページ進むようになると180ページの単語帳が2週間以内に終わります。2週間で1周した後は、2周目に突入です!

2周目は1周目よりハイスピードで進めましょう。今まで同様、どうしても覚えられない単語は「これ苦手だからチェック入れとこう。」ってぐらいの気持ちで大丈夫! 2周目は1周目の倍、30ページを1日で進めてみましょう。ある程度覚えているはずなので1時間も勉強すれば70%ぐらいは覚えられると思います。このペースで進めると1週間で2周目が終了となります!!

4.まずはやってみる!そして自分のペースを知る
上で書いたのはほんの一例です。単語帳によってページ数や難易度、1ページ辺りの単語数など様々でしょう。まずは1ページを軽く覚えるのに自分自身どれぐらいの時間が必要かという事を知る必要があります。その後、見開き4ページずつ進めるのか、8ページなのか、20ページなのか…ということを大体決め、それを何周もしていきます。何度も言いますが、大事なのは何周も何周もすることです。1冊を終えるのに2ヶ月かかるようでは長すぎます。遅くとも1周目を1ヶ月程度で覚えれるぐらいのペースで進めてほしいと思います。(頭に残っているのが30%でもOK)2周目以降はどんどんペースがあがってくるので最終的には1~2日で1冊を終えることができます。受験や試験などの日程と逆算して10周ぐらいはできるようにしましょう。そうすれば、苦手な単語が明白となり、それだけを試験直前に見ればよくなります。何はともあれ、まずはやってみることが大事です!(当たり前だけどw)

単語を覚えるときのポイント

類似語を一気に覚えてしまおう!
例えばglance「チラッと見る」、stare「じっと見る」、gaze「じっと見る」という単語があります。これらは別々に覚えるよりも一気に覚えた方がグループとして頭に残りやすくなります。グルーピングできるものはグルーピングして覚えましょう!

類似語の使い分けに注意!
一言に「見る」と言ってもsee, watch, lookなど使い分けが必要なグループもあります。英語の文章を沢山読めば感覚で使い分けができるようになるのですが、曖昧な場合は表などにしてまとめておくと良いでしょう。ただ、まとめるのに時間をかけすぎて暗記の時間がなくならないように注意が必要です。特にノートをまとめて満足しているあなた!まとめるのが大事なのではなく、覚えるためにまとめているということをお忘れなく!

単語だけでなく文章で理解する
単語は文章で使われて初めて意味を成します。どのような文脈で使われるのかということが大事なので文章の中で覚えるとより効率的でしょう。英語の文を読んでいてわからなかった単語を調べるというのは非常に重要です!単語帳を買うときは文章付きの単語帳をおススメしています。

単語のスペリングだけでなく発音も意識しよう
リスニングやスピーキングで必要なのは単語を知っていることに加えて発音を正しく覚えていることです。単語を覚えるときは発音記号にも注意するようにしましょう。最近の辞書には単語を発音してくれる機能がついているので発音に自信がないときは確認するくせを付けましょう。

英語初心者を脱出した方はこんな勉強法がおススメ

中学・高校英語で学ぶ英単語が大体わかるよというあなた。TOEICなどの試験もそこそこ点数取れるよというあなた。そんなあなたには多読をおススメします。もとまさも留学後は海外のサイトをよく見るようになりました。もちろん全てが読めるわけではありません。わからなかった単語を調べながら読み進めることで日々語彙力を増やしている状況です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

「1ページずつ丁寧に単語を覚えず、どんどん進めることが大事」ということがわかっていただけたら、この記事を書いた甲斐があるというものです。もとまさも高校時代は1ページずつ丁寧に丁寧に覚えていたのですが、勉強法を変えてから覚えられる単語の量が飛躍的に伸びました。「もっと早くから知っておきたかった!」と何度も思ったものです。皆さんも騙されたと思って一度この勉強法を試してみて下さい。きっと、多くの方にとって大きな助けになると思います。それでは、皆さんの英語学習が捗ることを祈っております。またほかの記事で会いましょう!


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