こんにちはもとまさです。
今回はカナダに9ヶ月留学して、英語が伸びたのか?と感じた(勘違いした)エピソードをご紹介させていただきます。
英語が伸びていると感じたエピソード1
「Sorry?」と聞き返せるようになった。
大学時代の初海外旅行はもちろん、カナダへ留学に来てから3ヶ月ほどは、誰が何を話しているのかさっぱり。聞けども聞けども、暗号にしか聞こえない…。という状況で相手が笑っているのか、怒っているのか、探しているのか、迷っているのか視覚と今までの経験より何となく相槌を打ったり、適当に回答していました。
ただ、あるときから「sorry?」って聞き返している自分がいたことに気付いたのです。今までは作り笑いで誤魔化していたのに。(笑)
「聞き返してもどうせわからない」と思っていた英語が、「聞き返せばわかるかも?」と思えるようになったのは、小さな成長があったからだと確信しています。
英語が伸びていると感じたエピソード2
映画館で泣いた!
以前、トロントで開催されたtiffという映画祭でイギリスの映画を見て2%しか理解できなかったという話をしたことがあります。その映画自体の内容が難しく、イギリス英語、留学3ヶ月以内ということで見事に散ったのです。(僕の自尊心もチケット代も)
そのほぼ半年後、カナダでアメリカ映画の”Space between us” という映画が開催されるようで、何となく興味を持った僕は以前一緒に散った友人、散り友を誘ってリベンジに向かったのです。
映画が始まる直前、2人とも「また散るのでは…」と軽く緊張していたのですが、終わってみると、もとまさは泣いており友達ドン引きという事態に(笑) 2人とも100%とはもちろん行きませんでしたが、前日に勉強したhomie(友達)も理解できてテンションが上がっていました(笑)
その後も、「あの部分のこれは…」と友達と会話ができたので、理解できてたんだな~と感じ、少しは成長しているな…と感じることができました。もともとリスニングの練習を日本で全くしたことがなかったのでその部分が一番大きく成長していると思います。
英語が伸びていると感じたエピソード3
ゲームをしていて泣いた!
お前また泣くのか!というツッコミは聞かないことにして…。
留学後ダレダレの時期にゲームを始めてしまったのですが、流石に日本語のゲームをしていては本当に何をしに来たのかわからないということで英語のゲームを始めてみました。因みにタイトルは「war dragons」という名前のゲーム。簡単に説明すると、自分のドラゴンを育てて他のプレーヤーをアタック、自分の島も育てることができてただただドラゴンを強くしていくだけのゲーム。(とか言いながらかなりハマってる笑)
で、アメリカのゲームだと思うんだけど、推奨言語を「英語」にしてスタート。(因みに日本のチームもあるし、日本語でのプレーも可能です。)
そこで出会ったのがSled というプレイヤー。僕が2つ目のチームに入ったときに出会いました。かなり熱心にプレーするもとまさとSled。始めた時期も同じで聞けば歳も同じ。しかも誕生日も同じ月(笑)そして、カナダ出身。時間帯が同じこともあり、朝・晩と会っては挨拶を交わし、お互いの戦闘に参加しながら助け合い絆を深めていきました。本当にライバルとして切磋琢磨戦闘を行い、レベル上げを行い、お互いを認めbuddyとしてチームを引っ張っていました。
(※すごい真剣に書いてるけどゲーム上の話です。)
Sled のみならず、他のメンバーやリーダー、オフィサーも良い奴ばかりで、時には真剣にチーム戦を行い、時にはビールの話で盛り上がり、何人かは僕がボランティアでアフリカに行くことすら知っています(笑) 仲の良い家族のような居心地の良いチームの主要メンバーとして活躍していたときです。
上のリーグの上位チームに参加するチャンスが僕に巡ってきました。
今のチームみんなでレベルを上げて上を目指そうとしているメンバーと、上のリーグにあるチームに参加しようとしている僕…。チームのみんなを裏切るような思いでした。容易な決断ではありませんでした。しかし、このままチャレンジしないのではいつか後悔するのでは…。「しない後悔よりする後悔」。僕は思い切ってそのチャンスを手にし上のリーグでチャレンジすることにしたのです。
ただ、何も言わずに去ることだけは避けたかった僕はリーダーのCenに長文のメールを送りました。
「Hi Cen. 調子はどう?言うのは辛いんだけど…もうすぐこのチームを去るよ。上のリーグでチャレンジしてみたいんだ。本当にみんなには感謝しているし、このチームは最高だよ。特にSledとScottyは俺のベストフレンドだよ。このチームは本当に居心地が良くて家族みたいなんだ。
でも、上のリーグでチャレンジすることに決めたんだ。言いたいことがきちんと言えてるかわからないけど、たぶん理解してくれるよな!何も言わずに去るのは嫌だったから一応連絡したんだ。
多分2日以内には去ると思う。。。
もう一度言わせて。俺はこのチームが大好きだよ。」
するとCenから返信が
「wow…なんて返信していいかうまく見つけられないんだけど…今更引き留めるのはもう遅すぎるかい?」
そしてSledには連絡していないのにSledからも連絡が…
「なに?俺らから離れたいって?!
そんなリクエスト断れよ!いつでも行けるだろ。どうしたんだよ?」
すでに半泣きだったもとまさはSledに返信をします。
なんて言ったらいいかわからないんだけど…
俺はこのチームが好きだよ。SledとScottyは俺の親友だよ。
でも、まだまだレベルも足りなくて、チームとしてもどかしく感じるときもあるんだ。そして今、上のリーグに行くチャンスが来てるんだ…。
純粋に上のリーグに興味があって、俺らがいるここと何が違うのか見てみたいんだ…
うまく言えてるかわからないけど…
そしてこのメールで完全に泣きました。
もちろん最後に決めるのはお前だよ。
でもお前はこのチーム、家族の大事なメンバーでもしお前が去るのを見たら俺は…。お前は俺のライバルとして一緒に成長して、チャレンジして、戦闘して。最高だったじゃないか。それでももし、お前が行くって言うなら…お前は俺のライバルじゃなかったんだな!!
…なんてな。冗談だよ。
もしお前が行っても、俺はここにいる。
最高じゃんコイツ。青春漫画かよこのやり取り。
三十路前のゲーム上のチャットとは思えない(笑)
かなり話はそれましたが、もちろん全部英語で会話しています。そして、こんな感じで本当に(ゲーム上とは言え)親しくしてくれた友達から激励を頂き、感動し、泣き止んだ後…「あ、英語とか意識せず泣いてた…。」と気付いたのです。
エピソードまとめ
ちょっと最後のエピソードは女子ウケ悪そうですが、こんな感じで途中から英語をあまり意識せずに泣いたりして、後で「もしかして?」と英語の成長を感じている次第であります…。実は最後のエピソードはこれを書き始める30分ぐらい前の新鮮ほやほやエピソードです。(笑)
「ということは今もゲームやってやがったのか!」
という鋭いご指摘はご勘弁願います。
もちろんゲームとは言え、decoy(囮)やらmatriarch(女家長)なんていう普段見慣れない単語を学んだりしているわけで…と見苦しい弁解をしてみる(笑)
こんな小さな成長も見返せば自信(過信?)になりますね。
もしみなさんも「この時に成長を感じた!」というエピソードがあればコメント欄にでもお気軽に投稿して下さい!
少しでも楽しんでいただければ幸いです★