みなさんこんにちは。
アフリカ南東部にあるモザンビークという国で青年海外協力隊としてボランティア活動中のもとまさと申します。
今回は、アフリカで実際に生活をしている身として、「ちょっと日本では考えられない生活水準」を取り上げてみたいと思います。
今回のトピックはお題の通り
1. 停電
2. 断水
3. ゴキブリ
4. 蚊（マラリアの可能性大）
さて、私の住んでいるMozambique という国は世界銀行の統計（2016年）によるとinfrastructure（インフラ）部門では160ヶ国中116位という結果。（日本はアメリカ、カナダ、香港に次いで11位）
モザンビークで生活を始めてからやたらと停電や断水が多いと思い、先月1ヶ月をかけて数えてみました。その結果がこちら！！
1ヶ月の停電回数：27回
1ヶ月の断水回数：33回
1ヶ月の断水時間：約10日
停電＝断水であるため33回中27回は停電と同時に発生。停電が伴わない断水が5回ということで計33回となっています。
ということで、シャワー中、食事中、料理中、勉強中…etc. いつでも停電や断水が起こります。1日1回停電や断水！日本では考えられない！！
数分で復旧することもあれば、丸5日間水が出ないということもあり、シャワーが使えない、トイレにう○ちが溜まるなんてことも…(笑)
そんな過酷な状況なのですが、実は住まいはまずまず発展した市内のマンション。ということで、田舎ではそもそも水や電気がないということも普通。先日、アフリカ仕様の宿で4泊ほど過ごしましたが、ドッスン便所で水道がなく、汲み水。もちろんトイレットペーパーなんて代物はありません。
みなさん、想像してください！！！
ドッスン便所でトイレットペーパーがない状況を！
大きい方の用を足した後、どうしますか？？？
丸4日我慢なんて到底できません。でも拭くものがありません。
正解は…？
そうですね。あなたの手です(笑)
水洗便所って素晴らしい。と噛み締めました←
さて、続いて大嫌いなゴキブリについてです。大中小ゴキブリが頻繁に発生する我が家。特に夕方の台所はゴキブリの宝庫です。虫嫌いのもとまさで知られているのですが（誰に？）、誰も助けてくれる人がいないので、自分で殺して捨てるしかありません。
さて、ゴキブリを月に何匹退治したのか？！答えはこちら↓↓↓
1ヶ月で処分したゴキブリ数：38匹
本当にやだ。出ない日ももちろんありますが、断水で食器洗いが出来なかった日が過去最悪で10分のうちに12匹ほど駆除しました。しかも、これ見つけた数ではなく、きちんと駆除できた数…。うようよといます。
そして、アフリカと言えばマラリア！モザンビークも例に漏れずマラリアの汚染地域として知られ、最強最悪の熱帯熱マラリアが流行しています。全世界で年間216万人の発症者、44万人の死者を出し、その9割がアフリカ…。（WHO2017レポートより）
そんな人を殺しうる蚊を仕留めた数がこちら↓↓↓
1ヶ月で仕留めた蚊の数：57匹
全部ではないですが、明らかにハマダラ蚊（マラリア原虫の宿主）も含まれています。しかも、マラリアだけでなく、耳元を飛んで睡眠妨害もしてくるのでたまったもんじゃありません。こいつのせいで何度寝れなかったことか…。
そして、最後に最近ベッドに発生したよくわからん虫！触ってみるとゴキブリのようにちょっと固いんです。写真と動画を載せておきます。
こいつ、1日で40-50匹ベッドの上に発生するんです。どっから…？という感じ。お陰様で睡眠もままなりません。体力勝負のアフリカで、これはなかなかキツイ！
こんな感じで、アフリカの現状を簡単にシェアしてみました！
1つお断りしておきたいのが、「アフリカの裕福な家に住んでこの状況」ということ！もっと裕福で綺麗な高層住宅もアフリカにはありますが、それ以上に、この家よりも過酷な家が数えきれないほどあるということ！
そんな現実を、1人でも多くの人が知ってくれればいいなと思っています。
面白かった、参考になった、頑張れ！と応援してくれる方は「いいね」「コメント」「シェア」なんでもお待ちしています。それでは、正月なんか関係ないアフリカでの生活に戻ります！
今年もよろしくお願いします！！
