大人しい小学生が人前で話すことに慣れたキッカケとは


こんにちは!もとまさと申します。現在アフリカ南東部に位置する綺麗なビーチがあるモザンビークという国でボランティアをしているもの好きです(笑)小さい頃は海外どころか家からも出ずに、出ても公園で遊ばずにベンチに座っていた大人しい小学生だったのですが、ちょっとしたキッカケから少しずつ人前に出ることに慣れて行った話をしたいと思います。

この記事を読んでいない方はまずこちらをご覧ください。
大人しい小学生が生徒会に立候補した結果

 

大人しい小学生が全校生徒の前に立つことに!

さて、上の記事を読んでいただけた方はもうご存知かと思います。

実は、小学6年生のときに不慮の事故で生徒会長という大役を担うことになったのでした。生徒会長という事は生徒たちの代表ですね。色んな場面で「とりあえず生徒会長に挨拶させておこう」みたいな流れになりますよね。

ちょうど体育大会が開催された10月もそんな流れになり、学年主任から「もとまさくん。今度の体育大会で閉会の挨拶をお願いするよ。開会の挨拶は6年4組、副会長の西田くんにお願いしようと思ってるから当日紅組、白組どちらが勝ってもいいようにどちらのバージョンも考えて用意しておいてね。詳しい連絡は担任の先生からまた後日するから」

と、いう事で約1000人ぐらいいる生徒+その保護者たちを前にスピーチをすることになってしまった!!!!

もともと、クラスの発表も控えたい性質なのにそんな大人数で話したことなんてありません。この前の生徒会選挙のときでもクラクラしたのに大丈夫か…?とかなり心配した思い出があります。

親、親戚に閉会の挨拶について話した結果…

反抗期を迎える前のもとまさは父や母に「ねー。今度の体育祭の最後に挨拶することになっちゃった…。」と神妙な面持ちで相談しました。

すると、父が興奮気味に「お、お前がか?!凄いじゃないか!お爺ちゃんとお祖母ちゃんにも来てもらわないとな!」と過剰反応。母も「あら~、すごいわね!お母さんもお弁当頑張らないと!」とノリノリな2人。 (まてまて、そんなことを言ってるんじゃない。お宅の息子さんは相談をしているんだよ…)というもとまさの落胆はつゆ知らず、父はさっそく祖父母に電話をかけ、母は献立を考えだす始末。

どうにか丸く収めたいと思って相談したもとまさが、一家総出で応援に来るお手伝いをしてしまったのでした…(笑)

体育祭当日の思いがけないハプニング

結局、クラス担当の先生から紅組が勝った場合と白組が勝った場合どちらにも使えるような文章を受取り、紅組と白組を間違えないように言えばとりあえずOKということになった。

体育祭当日は自分の競技に集中しなければならないものの、最後の閉会の挨拶が気がかりでどうもソワソワ…お弁当タイムもずっと紅組と白組の点数が気になり、紅組が勝ったらこうで…白組が勝ったらこうだ…。とずっと頭の中で反復演習。

夕方になり残り種目がどんどん減っていく。それにもかかわらず、紅組と白組の点数が競っている…!紅組、白組どちらでもいいから結果がわかれば練習できるのに!と思うもとまさ。自分のチームが勝つか負けるかなんて最早(もはや)どうでもいいとさえ思っていました(笑)

そして、最後の種目を終え目を見開くもとまさ。

同点…!! 想定外!!!

初心(うぶ)な小学生には刺激が強すぎます。

そして最終種目終了から閉会の挨拶までの切り替えの早さ…!先生に相談する間もなく壇上へ上がらされるもとまさ…w

まぁ、普通に「同点でした」って言うだけで他の「本日は天候も良く…」みたいな定型文は変える必要がないので大したことはないのですが、当時のもとまさには大変大きな仕事でした!!

閉会の挨拶を終えて

紅組、白組の同点という結果は想定外でしたが、なんとか間違えずに「同点となりました。」と言い間違えずに役割を全うすることができたもとまさ。閉会式が終わりホッと胸をなで下ろして家族のもとに戻ります。

良かった良かった。と思いながら家族の元に戻るとまさかのお祖母ちゃんが号泣しているではありませんか!笑

もとまさ。あんた、大きくなって。成長したんやね。あんた体が小さいから壇上に上がった時も(あの子何年生?4年生ぐらいか?)みたいな声が聞こえたりしたけど、立派に挨拶をしててお祖母ちゃん本当に嬉しくて…」とおいおい泣いてるではありませんか…!

まさか、そこまで褒められるとは思っても居なかったもとまさ。小さいは余計やけど…と思いつつももとまさ自身もお祖母ちゃんや家族が喜んでくれて良かった!と思いました。この小さな小さな出来事が、人前で話すことへの小さなキッカケになったと思います。自分のしたことで喜んでくれる人が居る。その経験ややりがいを知ったことが今の自分を作っているんじゃないかなと思っています。「成功体験」というものは非常に重要です。自分自身に自信がなければ何もできません。その成功体験をさせてくれたお祖母ちゃんには感謝しなければならないですね。

最後に

いつどこで、何が成功体験になり、失敗体験になるかは誰にもわかりません。でも、褒められたら基本的に人は嬉しいものです。特に子供はそのちょっとしたことを深く深く覚え、色々感じるものです。悪いところばかり注意しがちですが、いい部分を伸ばしていけるような教育ができるといいですね。←誰目線w

最後までもとまさの昔話にお付き合いいただきありがとうございました。誰もこんな話聞いてくれる人がいないのでブログでお付き合いいただいています(笑)お祖母ちゃんの感受性ナイス!と思った方は下のボタンをぽちっとして、お祖母ちゃんがあと20年ぐらい生きてくれることを祈っててください!(現在80歳越えてます)それでは、またの機会に。Até próxima!!


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