231日目(2/18)
昨晩なかなか寝れずに昼頃起床。
お昼ご飯を適当に済ませ、本日は旅行の計画!
本日の昼ご飯は近くのイスラム系の店主がやってるお店へ。なので、お酒は置いていません。シャモサ60MT&サンドイッチ30MT&ジュース20MT=約190円
今度(5月頃?)、モザンビークの同期隊員とタンザニアのキリマンジャロやンゴロンゴロ国立公園、ダル・エス・サラーム(首都)、ザンジバル島(リゾート地)などを見に行こうという話になり、旅行の予定を立てていました。
あとは、第2回アンケートの分析を進め、ラーメンを食べて、ポルトガル語の勉強をして、ゆっくりした休日を過ごしました。首都のマプトで先月買ったこのインスタントラーメン、パッケージを見た時は涎を垂らしながらテンションあがったのに(誇張表現有)、思ったより美味しくなかったです(笑)
232日目(2/19)
いつも良くしてくれるバスの運ちゃん。
活動先の学校から市内に帰るときにこの人のバスに乗ることが多いのですが、珍しく朝から会い、ちょっとテンション上がって写真を一枚(笑)モザンビーク人としては珍しく、丁寧でテキパキ働くのでもとまさは大好きです!
冷凍魚を解凍しつつ、腸(はらわた)を取り除く食堂のおばちゃんたち。衛生的かと言われれば疑問ですが、それでも生徒たちは体調を崩さないのできっと大丈夫なのでしょう。
授業中の薬学部長と生徒たち。そして、もとまさが最も関わっている生徒たち。前までは33人だったのですが、留年か何かで34人になりました。29人ぐらいは名前を憶えているのですが、どうも数名が混ざってしまい…。
さて、いつも通り学校で過ごしていたもとまさですが、本日は嬉しい出来事が!モザンビークの後輩隊員として来られる方からこのホームページ経由でまた連絡がありました!しかも「毎日頑張るサークル」に入りたいとも言っていただけ朝からハッピー(笑)
明日からも頑張ろう!と思えました。(単純w)
233日目(2/20)
昨晩は熱帯夜でした。扇風機を回し続けたのですが、結局朝方まで寝れず活動は諦めました。寒いのは服を着こめばいいけど、暑いのはどうしたらいいの…?と思う今日この頃。連日30℃越えでクーラーがないのは日本人にとっては辛い。
ポルトガル語の勉強をして、家でゆっくりと過ごしていました。
234日目(2/21)
去年の12月から引越しの手続きをしているのですが、モザンビーク人の働くスピードが亀よりも遅く、未だに契約破棄すらできていない状況に悩まされている毎日です。
学校の活動に集中したいのですが、家の問題が未だに解決しておらず、JICAの調整員にもずっと相談していたのですが、やっと最近になって重い腰を上げたところで引越しはまだ時間がかかりそうです。
モザンビークへ来て7ヶ月が経過しているのに、僕の住んでいる家は安全基準を満たしておらず、そんな状況で放置されているこの状況が如何なものか?ずっと相談しているのにJICAもなかなか動かず、モザンビーク化しているようです。
配属先での活動後、首都のマプトから先輩隊員が1人来られているということで一緒にQuelimane市内観光をしていました。「いつでも行けるから…」と行った事のない場所が沢山周れたので、もとまさもしっかり楽しんでいました(笑)というか、首都から来た先輩隊員よりもテンション上がってましたw
その後、日本から戻って来られた専門家の方に「蕎麦」のおつかいお願いをしていたので(笑)、それを受取りに行き、夕ご飯はQuelimaneの先輩隊員、Maputoの先輩隊員、専門家の方、4人でレストランへ行ってきました!
専門家の方は稲作や農業分野を生業にされており、海外での仕事も20年ほどになるそうで、しかも協力隊のOBということもあり、とっても面白い話を沢山聞くことができました。今はメインでは扱ってないようなのですが、ネリカ米って皆さん聞いたことありますか?
ネリカ⇒NERICA(NEW RICE AFRICA)という意味らしく、アフリカの過酷な環境で育つ稲と収穫量に優れたアジアの稲を掛け合わせた品種らしいのですが、奇跡的に掛け合わせが成功して、アフリカの多くの場所で採用されているらしいです。
しかし、最近になって問題も見られるようになってきたのだとか。アジアの稲の旨味が引き継がれていないこと。(要はあまり美味しくない)そして、アフリカの稲の特徴である脱穀の簡便さが引き継がれていないこと。(要は今までより脱穀に手間がかかる)こう言ったこともあり、JOCV(もとまさのような協力隊員)はネリカ米を推進するために派遣されているのに、専門家はネリカ米を扱っていないなどの矛盾が生じたり…と言った、自分の専門外の話を聞きながら美味しいご飯を食べていました!やはり、色んな場所でお仕事されている方のお話は面白いですね。
平日はお酒を控えるようにしていたのですが、今日はせっかくの外食だったのでもちろんビールを嗜んでいました。飲み始めると止まらない性質なので、その後1人2次会ということで、家の近くのお店で飲みなおしていました(笑)専門家の方と行ったホテルのレストランは330mlで100MT(190円)ですが、行きつけの地元の飲み屋は550mlで55ml(105円)と良心的なお値段です。約3分の1の値段ですね。
家までの帰り道、一眼レフをぶら下げながら歩いていたら「写真撮って!!」と。ほろ酔いで気分も良かったのでパシャパシャと写真を撮ってあげました。
最近、声を掛けられ道端で写真を撮ってはwhatsAppというアプリ(LINEやKakaoTalkみたいなもの)で毎日のようにデータ送ってあげているような気がします(笑)
モザンビーク人、携帯電話は持っていても、カメラの質が低く、もちろん一眼レフなんていう高級品を持っている人はほとんどいないため、カメラを見つけると「撮って撮って!」とせがんできます。最初はちょっと面倒だなと思っていたのですが、写真を撮るだけで喜んでくれるならということで最近は積極的に写真を撮って、連絡先を交換するようにしています。
ただ、今日はアジア人3人固まって歩いていたこともあるのでしょうが、何度も「チンチョンチャン!」と、中国人を馬鹿にするフレーズを言われイラっとしていました。無視すればいいのかもしれませんが、毎回歩くのをやめ、言った本人の前まで行って「なに?なんて言った?どういう意味?(喧嘩売ってんの?)」と半ギレ(笑)ほんと腹立つ。毎日モザンビークを好きになったり、嫌いになったりしています(笑)
235日目(2/22)
朝、家を出ると残念ながらモザンビークでは見慣れてしまった浮浪児が4人座り込んでいました。手にはどこからか集めてきたペットボトル。
「おはよう。ペットボトル必要なの?」と声を掛けてみました。
8~10歳ぐらいの子でしょうか。一番幼そうな子に聞いてみるとポルトガル語が理解できない様子。怪訝な目で見られてしまいました。すぐに隣にいた他の子「ペットボトル欲しい」と教えてくれました。
誰か必要な人に渡すために保管しておいたペットボトル100本ほどを何度かに分けて家から運び出し、渡してあげました。多分パンが20-30個ぐらいは買えるはず。何度も、何度も「ありがとう」と言って胸の前で手を合わせる彼らを見て、かなり深刻な状況なんだな…と感じました。
朝からちょっと複雑な気分になりながら活動先へ。
今日は朝から学校の事務長と家のオーナーの3人で契約破棄のために集まるということで、学校に行ったのですが、約束の時間から1時間経っても来ない。またか…と思いながら電話をしてみるもとまさ
もとまさ「あ、事務長ですか。今どこですか?」
事務長「学校にはいない。今から行く。」
もとまさ「わかりました。待ってますね。」
事務長「おう。」
という会話をしたはずなのにその20分後…今度はメールで。
事務長「今日ナンプラ州に出張だから土曜日に帰る」
(はい?!!さっき「今から行く」って言ったよね?)
メールで返信。
もとまさ「なんでさっき電話したときに言ってくれないの?」
事務長「OK」
…意味不明。
オーナーにも連絡してみます。
もとまさ「あ、オーナーですか。今どこ?」
オーナー「事務長から学校に居ないって連絡があったから行ってない」
(なんでオーナーには連絡して、こっちには言わないんだ!!怒)
もとまさ「契約書の破棄が必要なので来てもらっていいですか?」
オーナー「仕事が終わったら行く。15時までに。」
もとまさ「わかりました。」
そして、15時まで誰も来ずに活動終了。
こんなことを3ヶ月繰り返しています。モザンビークには「約束を守る」という概念が無いのではないかと…。JICAに相談してもろくに助けてくれないし、活動へのモチベーションも下がりますね。やだやだ。
とりあえず、「今辛いということは、日本ではできない貴重な経験をしているんだ!」と強制ポジティブ思考で乗り切っていこうと思います。
にしても、ストレスで禿げそうです。
236日目(2/23)
今日も朝から学校へ。
昨日の夜オーナーから
オーナー「明日朝8時に学校に行くから」
もとまさ「わかりました。契約破棄の件お願いします。」
と連絡があったのですが、もちろんのこと来るはずがなく、「来週の月曜日朝8時に行く」という連絡が来て終了。最近モザンビークでのイライラが半端ないです(笑)
薬物治療学の授業に出たりしながら午前中を過ごし活動終了。金曜日は大体午前中で活動が終わり、みんな飲みに行くようです。
今日は二本松訓練所で1番仲の良かった1人、ザンビアの体育隊員と5月の旅行を計画していました。モザンビーク⇒南アフリカ⇒ザンビアという順で回り、お互いの国を案内し合おうということになりました。
もとまさがザンビア(英語圏)へ行くことは比較的簡単なのですが、他の国の隊員がモザンビーク(ポルトガル語圏)へ来るのは一苦労。なぜかというと、観光地ですら英語が通じないから(笑) 空港と一流ホテルぐらいしか英語が通じないのです。
ということで、現地の隊員に案内してもらわないと、レストランで食事をして会計をすることすら困難。ましてや、バスに乗って観光するなんてとんでもないw ということで、モザンビーク隊員は意外と他の地域の隊員を案内するのに忙しかったりしますw僕は初めてのアテンドですけどね。観光地近くに赴任している隊員はかなり週末など忙しく、お金も飛んでいくようです(笑)
因みに、今日はハッピーフライデーということで、近くの居酒屋で1人飲み。完全に日本(北海道釧路市)での生活に近づいてきました(笑) 最近はポルトガル語の勉強の甲斐もあり、ポルトガル語で会話すること自体にストレスを感じなくなってきたので、1人で飲みに行って、そこらへんの人と会話するようになったのだと思います。ストレス解消&ポルトガル語レベルアップに繋がるので良いサイクルですね。ここまでの道のりは辛かったけど…(笑)
5月にはザンビアの同期隊員をモザンビーク案内、7月には後輩隊員がやって来るということでさらにポルトガル語の勉強に力を入れ、しっかりとしたもとまさでいられるようにしたいと思います(笑)
237日目(2/24)
今日は水曜日にご一緒した専門家の方&Quelimaneの先輩隊員の3人でかき揚げ蕎麦パーティーをすることに!!!
ちょうど専門家の方が蕎麦を日本から買ってきて下さったのでその流れでパーティーに!ビール片手に専門家の家へ訪問! するとかき揚げの下準備がすべて終わっておりもとまさ感動。その後せっせとかき揚げを揚げまくる一行。
結構おいしそうな出来に満足。
真夏のモザンビークということで蕎麦は冷たい蕎麦で!
もちろんビールは外せません!
専門家の方はアルコールアレルギーということで、お酒を飲んでいたのはもとまさだけでしたが、結局ビール6本とスミノフ2本空けて大満足(笑)
流石に、今日は1人2次会はなく、家で英語を少し勉強したり、エチオピアの隊員やザンビアの隊員と旅行の話をして就寝。日本食はやっぱり癒されますね~天ぷらはポルトガルから伝来したらしいですけど(笑)
今週のまとめ
モザンビーク人の仕事にイライラしながらも、日本人のコミュニティー&お酒に癒された週となりました。実はここには書いていないのですが、なぜかやたらと「チンチョンチャン」と言われる週でもありそれにもイライラしていました。良いモザンビーク人がいることはわかっているものの、腹が立つのはしょうがないですね。因みに海外歴20年の専門家の方曰く、「俺も最初は怒ってたけど、最近は怒らなくなったね。彼らも気を引きたいだけかもしれないよ?」と大人なご意見(笑)
この件に関しては思うところがかなりあるので、今度記事にまとめたいと思います。何はともあれ、モザンビーク生活はまだ3分の1も終わっていません!まだまだこれからということでいっぱい壁にぶつかって、少しずつよじ登って、成長していきます!また来週!