モザンビーク37週目


TOP画像は学校で見つけたカメレオン!可愛い!

 

252日目(3/11)

特に昨日と大きく変わらず、家でゆっくりと過ごしていました。電子辞書片手にポルトガル語字幕のアニメを見て、モザンビーク風のカレーを食べ、アンケートの分析を進めていました。このカレーはお持ち帰りで190MT(360円)程度です。

 

日本のカレーとはまた異なり、最近癖になってきたので日本に帰ったら恋しくなりそうです(笑) モザンビーク料理が特別美味しいと思った事はないですが、比較的日本人の口に合うので、イギリス領だった国の隊員よりはいい想いをしているかなと。

 

253日目(3/12)

さて、朝から学校へ行こうと思ったのですが恒例の断水。オーナーに連絡をして8時間。「今から人を向かわせる。」「今向かう。」と言っていたにも関らず結局「今日は行けない。明日の朝7時に行く」と常套句。

 

引越しをしたいもとまさ。引越しを認めたくないオーナー。適当にはぐらかそうとするJICA事務所。我関せずの配属先。「引越しするなら140-150万円の賠償金を払え」とJICAや配属先に訴えているオーナー。契約書通りに契約破棄をしようとしているにも関らず、モザンビーク人の意味不明な要望を真に受けるJICA事務所。もう、まともな人は周りにいないのかと思ってしまう。

 

半分怒りながらオーナーへ電話をする。

 

「今日来るって言ってたのに、なんで明日?7時に来るって言ってもどうせ遅刻するだろ。いっつも嘘つく。誰が信じられる?」

「明日は行く。必ず行く。」

「必ず?いつもそう言って来ないじゃん。明日1分でも遅れたら金払うっていう約束するなら信じてやる。」

「そしたら、時間通りに行ったらもとまさが金払うのか?」

「もう家賃払ってるだろうが!!!!!!お前がその分働くのは当然だろうが!契約書に書かれたテレビも購入してない。時間通り働かない。いつも嘘ばかりつく。明日1分でも遅れたら賠償金なんか払わずに家出るからな!!!」

 

もとまさブチ切れでした(笑)

「わかった。わかった。」と言い、返答を待たずに電話を切るオーナー。この状況を何度説明しても動こうとしないJICA事務所にも嫌気が差し、ボランティア調整員3名と所長へクレームのメール。

 

協力隊の隊員として、赴任先での活動や慣れないポルトガル語で悩むのであれば本望です。でも、今悩んでいるのは住居のこと。しかも半分はJICA事務所という日本人がきちんと働かないことに由来…。せっかくモザンビークという国まで来てこんなくだらないことで悩むなんて、本当に時間の無駄だなと感じてしまいます。

 

きっとJICA事務所の日本人もモザンビーク化したんでしょう。

 

254日目(3/13)

朝7時。家に誰も来ない。オーナーに電話した結果「寝てた。」とのこと。

 

もう、ダメだコイツ…(諦)

 

「今すぐ向かう」という言葉を信じずに、学校へ。昼の13時頃電話があったかと思えば、「今家にいるか?」…と。

 

いやいや、朝の7時に「今すぐ向かう」って言って、6時間後かい!しかも家に到着したわけではなく、今から行動を開始しようとしてのこと。

 

「いや。今何時だと思ってんの?」

 

「病気で病院に行ってた…。」と。

 

もう本当だろうが、言い訳だろうがどうでも良い。ただただ、モザンビーク人の働かなさと時間に対する意識に苛立ちを隠せないもとまさでした。

 

昨日のクレームに対するJICA事務所からの返答は、「学校やオーナーに任せていてもキリがないので自分で業者を見つけて、自分で見積もりを取ってもらっていいですか?」ということ…。とことん、JICA事務所自身は動く気がないらしいです。「ボランティア調整員」って何のためにモザンビークに派遣されているのか知りたいですね。

 

結局夕方までかかりやっと水が使えるようになりました。水が使えない間はどうしても外食になってしまいます。もちろん隊員の自費です。これが1度、2度であれば良いですが、月に何度も起きる。隣の家のモザンビーク人はどうかと言えば、全く問題なく水が使えている。どう考えても、この家に問題があるのに引越しもできずただただ、ここで不便な生活を強いられている状況。これは途上国理解でも何でもなく、配属先と、オーナーとJICA事務所の怠慢じゃないのか…。JICAの安全基準を満たしていない家に住み続けて早7ヶ月。これ以上JICA事務所にどうお願いすれば良いのか…。そろそろモザンビーク事務所には見切りをつけて本部に連絡しようかと思います。お役所はどこまで行ってもお役所のようです。

 

255日目(3/14)

4月29日~南アフリカ共和国、5月8日~ザンビアというアフリカの2ヶ国を旅行する予定です。そのため、国内移動届、任国外旅行届の提出が必要で、配属先のサインを貰うために昨日からお願いしているのですが、時間がかかる。校長先生に「名前」「役職」「日付」の3つを書いてもらうだけなのに昨日は書いてもらえず、今日の夕方までかかる始末。10秒もあれば十分でしょ!と、思うのですがアフリカ、特にモザンビークの仕事のスピードはこんなものです。いや、本当に。誇張なく。。。

 

ただ、噂は早い(笑)

 

関係のない部署の人が「もとまさ!どっか旅行するんだって?」「どこに行くの?」「私も連れてって!」とうるさい(笑) 国外どころか、他の地域にすら行った事がない人が沢山いる中で、こんな旅行の話があると、とてつもなく早いスピードでみんな知る。これからお土産せびられるの嫌だな~…(笑)

 

本当は、みんなに何か買ってあげたいのですが、職員が100人以上いるので、いくらお金があっても足りない。いつも良くしてくれる近しい同僚だけに限定して買うしかなさそうです。ばらまき用のお菓子を見つけたらそれを買ってこようかな。

 

256日目(3/15)

もとまさの担当するクラスは主にTurma13というクラスです。入学してから1年と少し経った頃でしょうか。その下の学年、Turma14というクラスは入学して半年が経った頃だと思います。隣で薬学部長がTurma14のテストを作っていたので覗いてみると薬学生に出す問題か?というような基礎問題。日本語に訳すと以下の通り。

 

「2Lは何mlでしょう?」
「1/5Lは何mlでしょう?」
「メートルを記号で表しなさい」
「molは何と読みますか?」

 

もちろんもっと難しい問題もありましたが、日本であれば小学生の範囲…。しかも、ここで勉強している彼らは比較的「賢い」とされる学生たち…。これが、モザンビークの現実です。さらに、「Kgの読み方がなぜかキロメートル」と出題自体にも間違いがあり、もはや何から手を付けていいのか。。。 教育制度って大事だな~って日々実感しています。

 

257日目(3/16)

実は、先週あたりからクラスでやる気のある生徒数名から併用禁忌薬(一緒に使用してはいけない薬)の一覧表が欲しいという要望を受けており、作成に取り掛かろうと思ったのですが、モザンビークにない薬が多すぎるためいちいちどの薬がモザンビークに置いてあるのかを調べなければならず埒が明かないので、生徒にも協力をお願いしてある程度数を絞ってから一覧表を作成することにしました。いずれにせよ、生徒から要望を挙げてくれるのは嬉しいですね。きちんと応えられるように準備しようと思います。

 

今日はハッピーフライデー!&度々登場するManh(ベトナム人、プログラマー)のQuelimane最終日!明日には韓国に帰ってしまうので送別会です!!

 

Manhの配属先である病院の人とも送別会があるということで、もとまさたちは21時から地元の居酒屋集合!ただ、そんなに待ってられないもとまさは早々に居酒屋へ行き、1人でビールを飲みながらポルトガル語の単語帳で勉強していました(笑)

 

その後、Manhと頻繁にこのブログでも登場するヴィヴィアーナ(韓国人、通訳)が一緒にやってきました。いつもであればポルトガル語メインで会話するのですが、Manhは全くポルトガル語がわからず、ヴィヴィアーナはほんの少しだけ英語が話せるので、久々の英語での会話。

 

英語とポルトガル語を勉強しているもとまさですが、レベルはまだまだです。特に両方とも中途半端なレベルなので、話していると混ざってきたり、日によって英語の調子が良い日、ポルトガル語の調子の良い日があります(笑)

 

今日は幸い、英語の調子が悪くなかったので会話に苦労しませんでしたが、ひどいときは英語を話そうとするのにポルトガル語が出てきたり、英語もポルトガル語もろくに話せない日があったりとなかなか大変です。もっともっと勉強して身につけて行かなければなりません。

 

結局日が変わるまで飲み続け、ヴィヴィアーナは泥酔(笑)

 

ただ、もとまさも今日一日ほとんど何も食べずに過ごしていたので酔いが回っていました。昨日、今日とスナック菓子の「Doritos」を1袋ずつ食べただけで、きちんとご飯を食べていなかったので…汗) 明日はお休みなのでいいんですけどね。。。

 

258日目(3/17)

さて、飲み過ぎは翌日まで響き、二日酔い(笑) 昼にはモザンビーク人の同僚から電話があり「もとまさ!今どこだ?飲みに行くぞ!」と。

 

大体いつもは二つ返事で飲みに行くのですが、「昨日飲み過ぎたから、今ビールいらない」って断ったら少し悲しそうでした(笑) 来週ぐらいに一緒に飲みに行ってあげようかな。そうこうしていると、昨日一緒に飲んでいたヴィヴィアーナから連絡があり、「昨日の会計いくら?その前も払ってないし、とりあえず今日奢るから飲みに行こう!」というお誘い。

 

呑兵衛は呑兵衛を呼ぶのでしょう。(笑)

 

結局夕方には回復してきたので、飲みに行ってきましたw

 

話は変わりますが、最近色んな友人から人を紹介してもらうことが多くなりました。「協力隊の話を聞きたいという人がいるのですが、紹介してもいいですか?」「プロジェクトの協力者を募っている子がいて、もとまささんのこと紹介してもいいですか?」

 

嬉しいですね。色んな出会いが、さらに色んな出会いを呼んでいます。モザンビーク人には今のところ飲み友達ばかり紹介してもらっていますけどw これからも、誰かに必要とされるように、自己研鑽に励もうと思います。だって、こういう機会って貴重ですからね!さて、とりあえず飲みに行くかw

 

今週のまとめ

今週は飲みに行った話と家とJICAの愚痴しかなかったですが、こういう週もあるでしょう。家の件を置いておけば比較的充実した毎日を過ごすことができています。家に籠っている隊員も多いようですが、せっかくアフリカまで来たんだから飲みにケーションしながら交流しないと勿体ないですよね!来週もしっかり活動して美味しいお酒飲むぞ!笑

 


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