ルームシェア、ホームステイをするときは契約書を交わすべきだったと後悔した事例


こんにちは、もとまさです。

今回は、僕が実際に経験した日本では理不尽と感じざるを得ない事例についていくつかご紹介したいと思います。そして、これから留学やホームステイ、ルームシェアなどを考えているみなさんが同じ過ちを起こさない一助になれば幸いです…。

今回ご紹介する家族は渡加3ヶ月後にお世話になりはじめた中国人オーナーとの話です。因みに、通常よりも高いC$650という大金を毎月納めて地下の1室を借りていました。広さ自体はかなり広めで、地下に他のルームメイトもおらず、一人で気楽に過ごせていました。因みにキッチンはキッチンと呼ぶにはあまりにもお粗末なものでした…。

キッチン…?しかも炊飯器は自前で購入しました。

 

 

1.契約前の話と違う!

さて、契約前の下見は必須ということで、実際に見に行きました。

決してキレイと呼べる代物ではないものの、住めない感じでもない。駅も近いし、スーパーやらショッピングセンターも近くにある。6ヶ月滞在する予定なのである程度掃除すればいいかと半ばOKを出しかけた。が、一応確認はしておかねばといくつか質問。

「布団とか枕って貸してもらえるんですか?」

⇒「予備があるから大丈夫よ!」

「友達が遊びに来るのは可能?」

⇒「遊びに来るのはいいわよ。女の子のお泊りはだめ。男の子は1泊C$10ね」

「家の中の設備で払わなければならないものってありますか?」

⇒「特にないわよ!インターネットも水道光熱費、布団も借りられるしコミコミよ!なにも追加はなし!」

「そこに置いてある炊飯器は使えるの?」

⇒「ん~、誰のかわからないけど、大丈夫よ!」

「キッチンって1階のを使っても大丈夫?(設備不十分だし…)」

⇒「ん~、まあいいわよ。」

「洗濯機・乾燥機は毎日使っても大丈夫ですか?」

⇒「洗濯物は基本土日でお願い!」

こんな感じで大事そうなところを確認して、コミコミプランということで了承しました。きちんと確認してたから大丈夫だと思ってたのに…。ちなみにこのとき対応してくれたのがこの家の母親。娘の方が英語が堪能ということで通訳がてら一緒にいました。

さて、引っ越し当日。

約束通り布団について尋ねてみました。

「布団と枕貸してもらえますか?」

⇒「レンタル料がかかるわよ。」

「・・・?(Are you kidding me?)」

もちろん、「最初の説明と違うじゃねーか!」と文句を言い、向こうは渋々という感じで枕と(くそ薄い)布団を貸してくれました。

(結局冬を越すには不可能な薄さなので自前でC$60以上払って布団を購入)

 

さて、週末洗濯物をしなければ!と思い洗濯機を使おうとすると動かない…。海外の洗濯機は初なのでもしかして使い方が間違ってる…?

「すいませ~ん。洗濯機どうやって使えばいいんですか?」

⇒「あ~、それ今壊れてるのよ。コインランドリー近くにあるからそっち使ってちょうだい?」

「・・・。(WTF)」

立て続けに日本人を試しているのか?と疑いたくなる状況。もちろん最初の説明と違うじゃねーかと散々言った結果近くの知り合い?を呼んで修理をしていました。

 

料理をしようと思い、炊飯器を探すがない…。まさか…?

「すいません。前言ってた炊飯器がないんですけど。どこにあるか知っていますか?」

⇒「さ~?前の住人が持って行ったのかな?」

「じゃあ、1階のキッチンで料理させてもらえますか?」

⇒「ダメよ。今使ってるもの。それに1階の住人が使うもの。あなたはキッチン下にあるじゃない。」

「・・・。(あれをキッチンと呼ぶ…?)」

まず、不安になったのは自分が言った事を覚えているのかこいつら…?

 

2.そんな理不尽な契約変更あり得ない!

さて、こんな感じで日々オーナーと格闘をする日々。

 

ある夕方こんなメールが…。

「お湯が出なくなりました。4日間はシャワーが使えません」

日々の積み重ねもあり、かなり不機嫌モードのもとまさ。

「すいません。メール見たんですけど、どうしろと?そもそもC$650払ってるのは洗濯機が使えて、シャワーが使えて、キッチンもついてて…と思ったから来たんですよ。そのサービスが受けられないならいくらか返金してもらえますか?」

⇒「あなたには広い部屋があるじゃない。」

( ^ω^)・・・。開き直り?

その後問いかけるも母・娘そろってガン無視。

 

「無視ですか?返金やらする気ないならせめて友達が泊まるのを無料にしてもらっていいですか?」

⇒「わかったわ。」

「今後、一切友達が来ても払わないですからね?」

⇒「それでいいわ」

「もう一度確認しますけど、1円も払いませんからね。一切。」

⇒「それでいいわ。」

 

こんな感じでこの災難を乗り切ったと思っていた1ヶ月後。

 

「今月の家賃です。(C$650を支払う)」

⇒「友達が来てた分が入ってないけど…?」

「・・・。(出た、伝家の宝刀!)

もちろんここまではいつものパターンで前の話と違うじゃねーかと乗り切る…。

そのさらに1ヶ月後。

部屋に見知らぬ初老男性がいる…聞けば母は中国に帰っており父がカナダに来たとのこと。因みに英語はほぼ話せない模様。

「これ、今月の家賃です。(C$650を払う)」

⇒「足りない。友達」

「ん?C$650が家賃ですよね?」

⇒「友達、泊まった。」

「いや、お母さんと話して払わなくていいってなってるんで…」

⇒「知らない。友達、泊まった。」

「・・・。(埒が明かないな・・・)」

娘を通訳がてら召喚。

「お母さんと一緒に話してたときいましたよね?お父さんに説明してもらえますか?」

中国語で通訳。

⇒「ダメだそうです。お父さんとは契約してないので。」

「ん?カナダにいなかったお父さんと契約してないから無効だということですか?中国にいたお父さんと?」

⇒「はい。そう言っています。」

「・・・。(え?正気??)」

この後かなり険悪な…というかお互い怒鳴り合って喧嘩(笑)

最終的に「今すぐ出ていけ!」とまで言われましたw

 

出ていかずにリベンジを誓いましたけどねww

 

3.なに?これは嫌がらせなの…?

さて、そんな事件があった冬のある日から部屋に異変が…。

「ん?なんか寒くね?」と思ったら暖房が消えてる。

「ん?wifiが使えない?」と思ったらwifiのルーターの電源を切ってやがる。

「電球変えてもらわないと」と尋ねたら「自分で買え」と。。。

片づけをしてまとめたゴミをキッチンに置いてたら急に

「おい!!!!!持っていけ!!!!!」

と叫び声が…。

「後で持っていきます。」と言っても同じ。

「持っていけ!!!!!今すぐ!!!!!!」

 

なんなんだよ。こいつら。というかこの父。

 

まとめ

ということで、みなさんも契約するときはこんな家族と遭遇する可能性がありますから、きちんとお互いに紙の上で契約されることをオススメ致します。1週間ほどした後には、この家ともおさらばということで、毎日寒さやらwifiのない不便さに我慢しながら生活するとともに、誓ったリベンジを計画していますけどね…。ま、それはネットでは投稿できない内容ですから皆さんのご想像にお任せ致します。

 

みなさんの生活がこんなトラブルに巻き込まれないことを、そもそもこんな家族と会わないことをお祈りしております。Good Luck!

 


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