みなさん、こんにちは。最近は英語&ポルトガル語に加えてトロントでのアルバイトに苦戦しているもとまさです。
先日さらっと「アルバイトをゲットした」という報告をさせていただいたのですが
実はそのカフェしかインタビューを受けておらず
というか、レジュメもそこしか出していません。
苦労されている人がたくさんいる中で、何故これほど簡単に仕事ができたのか、ちょっとしたコツを公開したいと思います。
少しでも、皆さんの参考になり、少しでも早く仕事がゲットできれば幸いです。
僕の経験を5つのポイント(準備事項)にわけてご紹介します。
1.レジュメの質を高めよう
まずは、何と言っても必須のレジュメを準備しましょう。
と、いきなり言われても
最初から完璧なレジュメを作るのは難しいというか不可能に感じませんか?
もちろんもとまさも最初はそうでした。
どっから始めるのかすら想像がつきませんでした。
が、しかし何はともあれネット上やエージェンシーで閲覧できる例を参考に何となく作ってみましょう。(何となくでいいから用紙の半分程度は埋めてみよう)
フッターに名前や住所、電話番号、メインの内容に学歴や職歴、自分の日本語・英語のレベルぐらいは一人でも埋めれるのではないでしょうか?
もちろんフォントや段落の統一などできる限り見栄えのいいものを作成しましょう。
パッと見で見づらいと判断されれば、読まずに捨てられるそうなので注意です!
さて、まだまだ不十分ですね。
ただ、ここから一人で進めるのは難しいので誰かに頼りましょう。
余程英語に自信がある人を除いて、完成したとしても他の人にチェックしてもらいましょう。
もとまさの場合はまず自分で用紙を半分程度埋めた後に、language exchangeをしているカナダ人の友人に協力してもらいました。
塾のアルバイトと薬剤師の経験しかないものの、カフェかレストランで働こうと思っていること。
人と話すことが好き。
忙しくても大丈夫。
研修を企画したり、後輩に指導をした経験があること。
薬局では会計を間違えずにしていたこと。
などを、伝えながら一緒に作成していき、一応用紙1枚を埋めることができました。
彼女も英語のサイトからレジュメの例などを見て必死に考えてくれました。
ただ、もちろん彼女は20代前半で社会人経験もそれほど長くはなく、また、留学生のレジュメ作成を手伝ったのも初めてでした。(当たり前だけどw)
ということで、そこからさらに語学学校の先生へパスして訂正・改善をしてもらいました。
ベテランの先生にお願いしたため、かなり的確に(しかも素早く)仕上げてくれました。
流れとしては
自分(インターネット&エージェンシー閲覧)⇒カナダ人の友人⇒語学学校の先生(カナダ人)
という流れでレジュメを仕上げて行きました。
もちろんですが、できればカナダ人若しくは英語のネイティブスピーカーに頼むようにして下さい。微妙なニュアンスがわからない日本人に聞いてもしょうがないと思います。
できれば、語学学校の先生の方が、留学生のことを理解しており、適切なアドバイスもくれるでしょう。
ただ、頼る人がいなければもちろんレジュメ作成に慣れているエージェンシーのスタッフに頼んでもいいでしょう。
自分(インターネット&エージェンシー閲覧)<日本人のエージェント≒カナダ人の友人<カナダ人の社会人<<カナダ人の語学学校の先生
と言ったところでしょうか。
2.レジュメの内容は少しぐらい大袈裟に書こう
語学学校の先生に見せていれば問題ないと思いますが、
この項目は必須でお願いします。
間違っても謙虚に「英語ができません」「English( Beginner)」
なんて書いていてはなかなかジョブインタビューまで辿り着けないでしょう。
と、偉そうに言ってるもとまさも謙虚に書き、先生からモロ訂正されました(笑)
学校での英語のレベルは「Advanced」だったのですが、ちょうどレジュメを作る直前にレベルアップしたこともあり、最近までは「Intermediate」だったのです。
ということで、謙虚に「English( Intermediate )」と記載したところ
「そんなんじゃダメでしょ」「そもそもそんな書き方しなくていいから」
と、半分怒られながら「English( Proficient )」(英語⇒堪能)と書き換えられました。
そもそもProficientっていう単語知らなかったw
また、excellent leadership skill、excellent communication skillsなど書きたい放題でした。
もちろんどのようなフォーマットか、どのような表現をするかは先生や自分の好みで変更してもいいでしょうが、
あまり謙虚になり過ぎないように
という部分に注意をしていただければと思います。
そもそも、レジュメを見て「会ってみようかな?」「この子には興味ないな」とか決めるので、ここで落とされては一生仕事に辿り着けません。
多少話せなくてもその部分はジョブインタビューで笑顔を振りまくことと、仕事が始まってから頑張ればいいのでまずはジョブインタビューに辿り着くことを目標に作って行きましょう。
もちろん「嘘」はダメですけど、「盛る」のはいいんじゃないですか?
だって、感じ方なんて人それぞれなんだし!!
もちろん、内容はなるべく自分の申込んだ仕事に関する方が望ましいです。
が、もとまさの場合飲食店でのアルバイト経験はないものの
「薬剤師として接客(服薬指導→薬の説明)をした」ということと
「カフェでの接客」を無理やり「ホスピタリティー」という言葉で関連付けてレジュメを作成しました。笑
3.ジョブインタビューまで辿り着いたらここを決めよう
ジョブインタビューまで辿り着いたとしてもここから落ちる可能性は多いにありますので、もう少し準備を進めましょう。
他のサイトにもよく書いてあるように自己紹介を簡単にする必要があります。
これは、どのようにその店舗に貢献することができるかを述べるというものです。。。
と、質問内容に関しては他のサイトに譲りますが、志望動機やその店舗のメニューや商品についての簡単な感想etc.準備をして置いてください。
と、今回はそれではなく…
(特に、英語に自信の無い方へ。)
もちろん質問に対する下準備は重要ですが、いきなり英語で話しかけられても理解できないかもしれないし、突拍子も無い質問が来れば予想も不可能でフリーズするかもしれません。
ということで、他の人と勝負をして仕事を勝ち取るためにはなるべく融通の利くシフトを用意しておくべきではないでしょうか?
休日や早朝、深夜のシフト、若しくはフルタイムのシフトはマネージャーも頭を悩ませているところでしょう。
もとまさの場合、語学学校卒業後に仕事探しを始めたので、1日フリー。レジュメを提出する最初の段階で「いつでも(時間、日にち問わず)働ける」「半年以上働ける」ということを伝えました。というか、それ以外伝えていません。
特に、緊急で募集をしている職場にとっては多少の英語やらスキルはどうでも良くて
とりあえず人を確保したいというのが本音でしょう。
そういう職場に、「いつでも働けます」なんていうカモが来たら、
そりゃあ、ゲットしにかかるでしょう。
ということで、英語に自信がなければそこに付け入りましょう!笑
因みにもとまさが行ったカフェはまさにそのような雰囲気でした。
なんせ、志望動機やら、自己紹介やらほとんどなく、「キッチンでいい?」「明後日から出勤できる?」という感じでしたからね(笑)
本来であれば、会社のHPから申込みをするカフェだったのですが、緊急募集だったのか、Kijijiに記載されているのを見つけて申込みをした結果が、今回のようになりました。
会社のHPからのアプライを待っていては間に合わなかったんでしょうね。w
4.ジョブインタビューでは笑顔と自信!
これもどのページでも書かれていることですが、まずは「笑顔!」
ジョブインタビュー中ずっと笑っているぐらいの気持ちで望んでください。
質問がわからないのだったら笑顔で聞き返してください。
「Sorry、Can I ask you again? Haha」って。
それぐらい雰囲気は大事です。
それと、「これできるか?」と聞かれたら「できます!」と自信を持って答えましょう。
再度言いますが、日本と違って「謙遜」な対応をしている場合ではありません。
丁寧や清楚、誠実、正直などという単語とは別ですからね。
少しでもできると思えば、「もちろんできます!」と答えてやりましょう。
英語なんか気にしなくていいんです。
向こうも「留学生」ということは百も承知ですから。
5.仕事が始まってからも慣れるまでは油断しないで!
では「金曜日から出勤して、1週間トレーニングね。」
なんて、言われたらガッツポーズでもしたくなりますよね?
ただ、まだ油断をするには早いですよ。
(僕はガッツポーズしましたけどw)
なぜなら…
「初出勤の最初の4時間で解雇された」
という衝撃的な告白を友達から聞いているからです。
要するに、トレーニング期間中に「戦力外」と見なされた場合、簡単に解雇される可能性があるからです。
日本では、あまり聞かない例ですが、カナダでは往々にしてありますのでご注意を。
また、トレーニング期間が終了したからと言って、なかなか成長しない人、仕事が遅い人、遅刻を繰り返す、ミスが多い…
など、あまり戦力となれない人は
どんどんシフトが無くなって行きます。
そして、生活の足しにもならなければ、英語の勉強もできないという悲しい結末に…。
逆に、バリバリ仕事ができれば、どんどんシフトを増やされるだろうし、多少のシフトへの融通も利くでしょう。
僕は、そういうスタイルの方が好きなので問題ありませんが、日本よりも仕事の成果と評価が目に見えるので気を引き締めて頑張りましょうね。
因みに、すっごい偉そうに言ってますが、まだトレーニング3日目が無事終了しただけですw
まとめ
とりあえず、英語に自信がないのであればあの手、この手を使って仕事をゲットしましょう。
ちなみに、この件とは別に、カナダの友達から「興味あったらスタバ紹介しようか?」という話もいただいていました。
紹介になると、かなり「英語力」のハードルは下がるようです。
友達に助けてもらうという選択肢もありますので、特にジャパレスではなく現地のレストランやカフェ、ショップで働きたいけど英語に自信がないという人はカナダ人の友達を作るなど少しずつ準備をしておいて下さいね。
また、まだ日本で時間があるのであれば、関連するアルバイトを数ヶ月でも日本で経験しておけば、きっとアドバンテージになるでしょうし、レジュメも作りやすくなります。
そこらへんのバランスは自己判断になりますが、みなさんの海外留学がより楽しい、充実したものとなることを祈っています。