やっぱり海外でも嫌われる人はこんな人だった~トロントお仕事編~


 

さて、こんにちは。

カナダのカフェ(キッチンスタッフ)で働いているもとまさです。

 

働きはじめて2ヶ月が経とうとしていますが、

日本人の良さ(ハードワーカー)が発揮され、シフトマネージャーからシフトを相談されるに至っています。

 

今回は好かれる人、嫌われる人の結果が仕事のシフトにも如実に表れていたのでシフトと人を同時に見ながら考察していきたいと思います。

 

 

人物紹介(同僚紹介)

まずは、同僚(キッチンスタッフ)の紹介をしていきます。(仮名(経験期間))ゲーム感覚でステータスも作ってみます(笑)

ステータス項目

英語力→雑談力。仕事時に必要なコミュニケーション力

スピード→言葉通り。テキパキと働けるか?

真面目度→仕事に対する姿勢。遅刻や暇な時間の使い方

質→ミスの有無、細部にこだわって仕事をするか

俯瞰度→自分のことだけでなく、周りや次の行動を考えられるか

 

ダニー(3ヶ月):陽気なヨーロピアン。仕事は早いが雑。いい時と悪い時の波がある。遅刻は2回に1回ぐらい。英語力80点。スピード90点。真面目度60点。質55点。俯瞰度70点

 

ジアン(2ヶ月):カナダ滞在5年のコリアン。仕事がとてつもなく早く常に全力。全力すぎて視野は狭い。週2のシフト。英語力35点。スピード100点。真面目度:100点。質75点。俯瞰度50点

 

もとまさ(2ヶ月):仕事には自信あり。特に周りや次のことを考えて働くことには自信あり。英語力50点。スピード70点。真面目度90点。質90点。俯瞰度90点

 

アマン(2ヶ月):おっとりイラン人。人はいいが仕事を覚えるのが遅い。本人は至って真面目。英語力35点。スピード30点。真面目度90点。質60点。俯瞰度30点

 

ジェス(2ヶ月):カナディアン。キッチンスタッフの経験があるため仕事は早いが暇な時はダニーとよく遊んでいる。遅刻はほぼ毎日。英語力100点。スピード85点。真面目度20点。質70点。俯瞰度50点

 

バス(7年):スリランカ人シフトマネージャー。常にみんなが大丈夫か心配をしている。英語力65点。スピード100点。真面目度90点。質90点。俯瞰度100点

さて、こんなメンバーとともに働いています。

 

2016-12-22-1

 

あなたがシフトマネージャーだとしたら、どのようなシフトを組みますか?

 

例えばオーナーから人件費を削減するように言われたとしたら誰のシフトを削っていきますか???

 

シフトの推移を見ていこう。

 

週ごとにシフトが発表されるため、

休憩時間を除いてシフト時間を計算してみました。(時間/週)

6週間のシフトを表とグラフで表しています。

オーナーより4週目を過ぎた時点でシフト(人件費)を減らすように要請がありました。

現実はこんな感じ・・・。

 

2016-12-22

4週目から5週目にかけてダニーとジェスが同様にシフトを減らされ、逆にもとまさとアマンのシフトが微増。

 

5週目から6週目にかけてはジェスのシフトがさらに減らされ、週2日勤務のジアンよりもさらに勤務時間が短くなってしまいました。

 

結局嫌われる人とは?

 

さて、今回の例からいくと「ジェス」ですね。

 

 

その理由は…

①真面目に仕事をしない

やはり、真面目に仕事をする人の方が同僚としては助かりますよね。ましてや人が少ないのに不真面目な人がいると大変…。

 

②遅刻が多い

人が少ない中で遅刻なんてされたら仕事になりません。

個人的には「遅刻が多い人」は「他人を尊重できない人」だと思っています。

だって、他人の貴重な時間を無意味に奪っているんだもの。

 

実はそれ以外にも、性格や振る舞いに問題があったジェス…。

 

③初対面の女性に対して下ネタを炸裂させていた。

やはり、これは海外でもご法度のようですね。

 

仲良くなれば日本より全然オープンな環境ですが、

初対面はまずいようです。

特にこれがきっかけで女性スタッフからは大ブーイング

 

④相手の状況を考えて行動できない
キッチンスタッフはフロントスタッフが作るコーヒーをいつでも飲めるのですが、明らかにフロントスタッフが忙しそうにしているにも関らず、相手の状況を気にせず自分の飲み物が欲しいためにフロントスタッフを呼んでオーダーをしてみたり、せっかく同僚が掃除をしたゾーンを汚したまま帰ったり、遅刻をしてきてみんながピリピリしている中で自分の朝ごはんを作り出したりなど、小さなことの積み重ねが…。
⑤上司と同僚に対しての態度が異なる
上司がいるときは「次は何をすればいいですか?」とやる気があるように見せるものの、上司がいなくなった瞬間に遊びはじめる。ただ、上司は他の信頼できる部下から報告を受けており、実際に仕事も進んでいないため周知の事実となっている…。オーナー、シフトマネージャー、同僚全員からブーイング。
さて、こんな同僚はみなさんの周りにもいるのではないでしょうか?
そして、例にもれずあまり好かれていない。
少なくとも頼りにされる存在ではないのでは?
逆に、決して仕事ができるタイプではない「アマン」ですが、彼は一生懸命に取り組んでます。仕事がさくさくできるヨーロピアンのダニーは時折イライラしていますが、他の同僚からは「頑張ってるんだからお互いにフォローしよう」という雰囲気が感じられます。
もとまさとしては、若干この状況が意外でもありました。
海外というところは実力社会で、結果がすべて。
一生懸命だろうが、
適当に働いても、
結果が出せる人が優遇されると思っていたからです。

 

皆さんも海外だからと言って何かを変えようとするのではなく、

 

いつも通り、自分の良さを出しながら働いて下さい。

 

 

ただ、ダメだと判断されてからの反応は日本よりも

 

各段に早いので、その辺りはご用心を。。。


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