モザンビーク15週目(10/8~10/14)


98日目(10/8) 休日

本日もゆっくりと過ごせました。散歩をしようかと思いましたが、近くの市場へ行っただけで熱中症になりかけ断念…(笑) でも、大きなエビを手に入れられ喜んで料理していました。前回のエビと今回のエビを比べてみて下さい!立派!お値段も50MT(80円)→200MT(320円)と4倍でしたけどね!

本日、物資支援をして下さるワールトギフト(World Gift)様より「第1弾のサッカーボール&小物詰め合わせを送りました」と連絡がありました。いつぐらいに到着するのかわからないですが、楽しみに待ちたいと思います!

 

99日目(10/9)生物化学授業(アルコール代謝)

今日はアルコール代謝についての授業でした。1度説明をしたことがあったので、○×問題を解かせながら、代謝の行われる器官(肝臓、ミトコンドリア)やNADH、ALDなどの解説を行っていました。付き添いの講師がかなり補足していましたけどね…。
1例として、簡単に書くと「主に腎臓がアルコール代謝を行う」という内容の文章を見せたのですが、33人中31人は〇、2人だけが×でした。そんな感じの学力です。

ただ、問題は生徒だけではなく、というかこっちの方が大問題…。薬学部長が隣でテストの結果をパソコンに入力していたので、横から眺めていました。いつも点数の高い学生が珍しくあまり芳しくない点数だったので検算をしてみてビックリ!計算間違い! 不安になり他の答案用紙も検算。最終的に33人中21人の点数が違う!!! 答案用紙に丸付けをしたのは薬学部長ではなく、看護科の講師だったのですが、足し算ができない講師もいるようです。確かに少数や繰り上げもあるけど…。生徒の頑張りを無駄にしないように、対策が必要です。

 

100日目(10/10) 祝!赴任100日!、集合写真

JICAモザンビークで「来年のカレンダーを作成するので、写真を募集しています」と案内があったことを思い出し、生徒と一緒に記念撮影をしました。気合を入れて一眼レフで集合写真。「今度俺の写真も撮って!」「見せて!見せて!」「その写真ちょーだい!」と、大人気(笑) 「笑え!」って言って撮った最後の写真が最高に良かったのでそれを送りました。カレンダーに載ればいいな~。ちょうど赴任後100日だったんだ!ラッキー(笑)

午後は大使館の人が来るということで、講師、生徒揃ってお出迎え!無駄に校長、事務長、各学部長が並ぶ前列に来てしまい、握手と挨拶(笑) その後も薬学部紹介のときに紹介することがなくなったのか、もとまさの紹介が始まり若干焦る。今日は流石に無茶振りスピーチとかなかったので大丈夫でしたけどね。

 

101日目(10/11)

毎週恒例、メフロキンの副作用による不眠。3時間ほどしか寝れておらず、朝一出勤は諦めて遅めの出勤。それでも、完全に体調悪かったですけどね…。学校に行くと、「明日はDia do Professor(教師の日)だから授業ないぞ!ビーチ行くぞ!」と嬉しそうな薬学部長のオリベイラ。学校主催でフェスタがあるそうです。500MT(800円)と、まずまずの高額な参加費なので講師全員参加とはいかないでしょうが、楽しみです。唯一の心配はメフロキンの副作用だけ…。行けるかな…?500MTで食費、ビール、お揃いカプラナ、お揃いTシャツ、バス代込みなので日本人には良心的な込々価格。

 

102日目(10/12)Dia do Professor(教師の日)、ザララビーチ

朝7時に家の近くから出発。学校に寄ってBBQに必要な食材やら道具、お揃いTシャツ、カプラナを積み込んでビーチへ!9時からDia do Professorのセレモニーが始まるのに、学校を出たのが9時(笑) 若干空が曇っていて小雨が降りそうな天気。「天気が良くないからビーチに行きたくない!」「もう準備してるんだから行くしかない!」「俺のシャツは?無い?!もう行きたくない!」と、「お前ら子供か!しっかりしろ!」とツッコみたくなる会話(笑) そんなこんなで盛大に遅れての参加。

流石アフリカのセレモニー。ダンスあり。歌あり。ダンスあり。絶対ステージにあがる人じゃないだろ?という人がステージに上がって楽しそうに踊ってる。「これからモザンビークの教育を良くしていくぞー!」「オォー!!」と一致団結の各学校から集まった教師陣。その傍で学校に行けない子供がゴミを拾っている現実。しかも、その子供、今まで見たどの子よりも貧困・健康状態が悪い。歩くこともままならず、足が変形しているように見える。衛生状態が悪いためか足の皮膚(表皮)が一部無い。もとまさが食べたココナッツの食べ残しを物乞い。体中に蠅が集り、明らかにサイズの合っていないボロボロの服は着ているというよりは一応服らしきものを体に纏っているという表現の方が似合う。フェスタ中、途中からどんどん気持ちが落ち込んでいくもとまさ…。「見ないフリをすれば少し楽になるかも」と思ったりもしたけど、「あの時何かしていれば良かった…」と後悔もしたくない。そんな葛藤をしていました。
少し長くなりそうなので詳細は後日別記事にまとめます。。。

⇒学校に行けない子の隣で教師の日を祝う教師たち

その後、学校から連れてきた食堂のおばちゃんたちにご飯の準備をさせ、自分たちはビーチではしゃぐ講師陣。ビール、ワイン、ソジュを飲みながらお昼ご飯を食べ、話し、歌い、写真を撮り…。家に着いたのが19時ということで通常の学校業務よりも長く拘束されお疲れのもとまさ。日課のポルトガル語の勉強をして早々に寝ました。でも、普段あまり話さない講師ともたくさん写真を撮り、話せたので良かったかな。

 

103日目(10/13)スプレーアート第一弾

流石に昨日の疲れがあり、少しだるい感じ。でも、昨日一緒にビーチに行った教員や事務員の人たちが「もとまさー!元気かー?」と、今まで以上に親しげに挨拶をしてくれご満悦(笑)

夜は街の子供たちのために何かできないかと図画工作。瓶や缶を使ってスプレーアートができないかとチャレンジしたのですが、難しい。

その後、3時間ほど漫画を見ながらポルトガル語の勉強。

 

104日目(10/14)休日、スプレーアート第二弾

今日は、先日撮ったクラス写真の現像、1枚50MT(80円)と、日本の物価と大きく違わない。全部で34枚現像したので大出費!生徒の笑顔が見たくて現像した結果、食費がなくなりました(笑) 換金所も閉まってるので土日はひもじい思いして過ごします。

夜は昨日の続きでスプレーアート。道端に落ちている瓶や缶を使って収益を上げられればゴミ拾い&収入向上で一石二鳥と思ってましたが、紙に描く方がよほど簡単…。悩みどころです。因みに、車用のスプレーを使っているので手についたスプレーが取れません(笑) 手袋買わないと…。

まとめ

今週は同僚の講師陣や事務員と仲を深め、スプレーアートにチャレンジし、本業である授業も行い、毎晩ポルトガル語の勉強もして、もとまさ的には及第点です。来週はアンケート分析、マプト(モザンビーク首都)へ後輩隊員の歓迎会&休暇と楽しみな予定が盛り沢山!久々に同期隊員とも再会できます!みんな成長してるかな?また来週!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です