途上国の人たちをタダで笑顔にする方法3選!~1年のモザンビーク生活を終えて~


こんにちは。青年海外協力隊の薬剤師隊員として活動中のもとまさです。今回は1年間のモザンビーク生活を振返り、モザンビークの人々を如何にして喜ばしてきたかを3つに分けてご紹介します!

 

写真を撮ってあげる!

日本にいる頃の「途上国」のイメージと言えば本当に電気や機械類がない自然の中での生活と思っていました。しかし、実際に来てみると、大都市やその周辺では比較的大きなビルや綺麗なショッピングモール、レストラン、家具屋…などが充実しています。少し田舎に行ったとしても携帯電話はみんな持っているし、冷蔵庫やテレビがある家も沢山あります。さらに田舎に行くと電気はあるけど…という状況になりますが。

 

ただ、やはり生活必需品が揃っていても贅沢品まで手が出せないのが現状。携帯電話を持っていたとしても古い型だったり、カメラが付いていても超低画質。そんな中、日本人が使っている携帯電話は非常に高画質で途上国の人たちからするとかなり羨ましいもの。ということで、そのカメラで写真を撮ってあげるとかなり喜びます。子供の写真を撮って見せてあげるとメチャクチャ笑顔になってくれます。(※許可を取ってから写真撮影してくださいね。)

 

もとまさは一眼レフを使って写真を撮るので余計に喜んでくれます。田舎町に行って一眼レフを持っているとプロのカメラマンと勘違いされることもしばしば。「写真を撮ってください」と言われ、撮って、見せる。それだけで喜んでくれるのです!もちろん希望があればその場で連絡先(WhatsApp)を交換してデータを送ってあげるサービスも行っています。データ通信料がかかるけど、そんなことで喜んでくれるなら安いものです!

 

最近の密かな楽しみは、送った写真が彼らのアイコンになること。(本当に喜んでくれたんだ!)って密かに楽しみにしていますwww

 

もちろん、高いものじゃないし…ということで印刷してあげるのも良いと思います。一眼レフを途上国に持っていくか悩んでいる人が居れば是非、持って行って現地の人を喜ばせてあげて欲しいなと思います!(※盗難、事故、窃盗etc.いかなる事件事故に巻き込まれても一切責任を取りかねます。)

 

日本語を教えてあげる

途上国の人(特に田舎地方)にとって、日本人は未知の宇宙人です。日本人か中国人か見分けがつかないし、「陰気臭そうな白人」ぐらいにしか思っていないかもしれません。ただ、やはり珍しいは珍しいのでそこそこ興味もあります。

 

まずはこちらから笑顔で挨拶!

 

コミュニケーションの基本ですよね。まずは自分に害がないことを知ってもらいコミュニケーションを楽しんでください。ただ、英語や現地語が堪能でない場合は日本の文化を紹介したり、色んな会話が難しい場合があります。そういうときは日本語を教えてあげれば良いんです!「Obrigadoって『ありがとう』って言うんだよ」って!『ありがとう』って正しく発音できれば褒めてあげる。それだけでお互いテンション上がって仲良くなれてしまいます!

 

学校の仲良しの掃除のおばちゃんたちに日本語を特訓中のもとまさなのですが、たまに初対面の飲み屋で「ありがとう」「おはよう」「またあした」なんて言葉を教えながらコミュニケーションを取ったりしています。

 

歩いているときに子供が「Bom dia (おはよう)」と言ってきたので日本語で「おはよう」って言うと大体真似してきます。最初は発音が難しいようで「おあよう」って言ってますが、何度か「おはよう」と訂正すると何となく言えるようになってくる。そこでハイタッチでもすれば子供も自分もハッピーになれる。コミュニケーションに自身の無い人は「日本語」から始めてみては?

 

一緒に踊る!!!!

個人的に、現地人を最も簡単に且つ、最も最高の笑顔にする方法はこれだと思っています。アフリカの人たちにとって踊りは生活の一部です。皆さんが「朝起きてテレビを付ける」ぐらいに自然な行動です。彼らは歌と踊りを愛しています。

 

ということで、シャイな日本人には少しハードルが高いのですが…(というか、今でも好き好んでは踊らないけど)一緒に踊るとかなり喜んでくれます。もちろんもとまさ、日本に帰って踊ることはないと思います。ただ、本当に喜んでくれるし、テンション爆上げです。

 

初めて踊ったのは飲み仲間とライブに行った時。「お前も踊れ!」と言われ、嫌だったけどリズムを刻むと嬉しそうに見てくる。ちょっと恥じらいが薄れ大胆に踊ってみると超笑顔になる。というか、踊りの指導が入ったり一緒に踊って来るおばちゃんがいたりして会場は大盛り上がり! 「次は私が一緒に踊るの!」と言わんばかりの取りあい(笑)

 

先日学校の卒業式が執り行われました。卒業生は約200人、観客は約1500人。保健省のお偉いさんが来たり、学校長や来賓が並ぶ目の前に有名なダンサーが現れダンスが始まります。カメラマンとして写真を撮っていたもとまさだったのですが、同僚の女性から「一緒に乱入するよ!」と言われ大勢の観客の前に強制連行。もはや逃げ場はなく諦めて(半ばやけくそで)踊ると会場が割れんばかりの声援に包まれる!この国のダンスに対する想いは強すぎる!しかもそこにどこぞのアジア人が現れて踊りだすもんだからテンションは最高潮! その後同僚や生徒たちから散々いじられましたけど…w

 

まとめ

如何だったでしょうか。日本で写真を撮っても「セクハラ」「個人情報」「オタク」と言われて終わりかもしれませんし、踊りだしたら「こいつ大丈夫か?」的な目で見られますが(もちろん本格的に踊れるなら熱い眼差しなんだろうけど)。ちょっとした勇気や行動があれば、支援物資を渡したりモノを買ってお金を使わないでも笑顔にできるということを知って頂ければなと思います。

 

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