こんにちはもとまさです。
モザンビークでの協力隊として生活した経験から、モザンビーク(アフリカ)への観光、仕事、留学などを考えている方へ買い物時の注意点を伝授したいと思います。
大きなスーパーでの買い物時の注意点(鞄とお釣り)
1.大きめの鞄について(稀に小さい鞄同様)
さて、大きいスーパーへ入る際に鞄を持って入ることを許可されないことがあります。下町の少し大きめの靴屋などでも止められたことがありますが、盗難防止目的で鞄を建物の入り口近くで預けなくてはならないのです。大きめの鞄を渡せばいいだけなのですが、貴重品を取られることも考えてパスポートや最低限の現金、カードなどは肌身離さず持っておきましょう。そして、忘れずに引換えの札を貰いましょう。買い物後、札を渡せばいいのですが、たまにお金をせびられることがあります。基本的にお金はかからないはずなので、はっきりと「ノー」を伝えるか、不安であれば周りの人にお金がかかるか聞きましょう。
※今のところ何も盗られたことはありません。(2017/8/16更新)
2.お釣りについて
モザンビークでは比較的よくあることですが、お釣りを少なめに渡して相手が帰らないか様子を伺うことがあります。例えば45MTのお釣りの場合20MT札を2枚だけ渡して、5MTは渡さずに様子を見ます。そして5~10秒程度待ち、相手が帰らなければ諦めて5MTを渡してくるような感じです。もしくはこちらから声をかけるまでずっと知らないフリをしているケースも考えられます。
また、モザンビークでは日本のように大人も子供も足し算、引き算ができて当たり前の社会ではありません。そのため、相手が計算を間違って渡してくるケースも考えられます。というか、よくあります。
どちらのケースにも共通して言える事ですが、日本のようにお釣りをそのまま財布に入れるのではなく、その場で間違っていないか確認をする習慣が必要でしょう。
※会計間違い、お釣り間違い
⇒通算6回経験(40日中) 2017/8/15更新
市場など混雑した場所での買い物時の注意点(引ったくり)
3.引ったくりについて
海外、特に途上国へ行くと感じることですが、とても視線を感じます。モザンビークでは黒人が多数を占める中、アジア人が歩いているとどうしても視線が集まってきます。ただの好奇心で見ている分には構いませんが、中には財布や携帯電話の場所を確認して引ったくりや強盗を試みている輩もいます。基本的に大きな鞄など自分ひとりで守り切れないものは持たないことが基本です。貴重品はお腹に巻くタイプの貴重品入れがオススメです。斜め掛けタイプも良いですが、どちらも紐が服の上に来ないようにしましょう。
斜め掛けタイプは引っ張られた際に首に引っかかり怪我をする恐れがあるためお腹に巻くタイプを推奨しています。ただ、国によってはお腹に隠していることが浸透している(バレている)国もあるようですが…。いずれにせよ、不用心に鞄に入れっぱなしでひったくられ、そのまま紛失ということだけは避けましょう。
大金を持ち歩かないのが原則ですが、持つ際はお腹のポーチや、ブラジャーの中、鞄等複数箇所へ分けるとともに、少額のお金はポケットに忍ばせておき、その中から買い物するようにしましょう。どこに貴重品があるかばれたら狙われますので、貴重品入れを人前に晒さないことが重要です。
一般的な注意点について(歩き方)
4.歩き方について
途上国や治安の悪い場所では基本的にスリや引ったくりに合うものという認識を持ちましょう。そして、歩く際の注意点ですが、ターゲットとして見なされないように「キョロキョロしながら歩く」「突然反対の歩道へ行ってみる」「携帯電話などは手に持たず、どこにあるかわからないようにする」「複数で歩く」「人通りの少ない道を避ける」「暗い時間には歩かない」ことが大事です。
もとまさは5秒に1度ぐらいの間隔で後ろを振り向きながら歩きます。ついでに、少し怪しそうな人がいればチラッと相手の顔を見て、「あなたの存在に気付いていますよ」ということを知らせています。これのお陰で、いまのところ海外経験1年は無被害で過ごすことができています。
(※ただし、刃物を突き付けられたリ、大勢に囲まれたときは相手の顔を見ないようにしましょう。顔を覚えられたと思い、相手が襲ってくる確率が高くなります。)
バラッカや市場など値段表示のないお店での買い物について(ぼったくり)
5.ぼったくりについて
途上国で買い物をする際、アジア人は「金持ちの中国人」と思われるケースが非常に多くあります。そして、観光で訪れているケースであればよほど海外に精通していない限り、物価や相場などわからないと思います。それをいいことに「いくら?」とお店の人に聞くと定価より高い値段、時には数倍の値段を吹っかけてくることがあります。
買い物をしていて「いくら?」と聞くと「20MTだよ」と答えた店員。払おうとすると隣で現地人が同じ質問をするではありませんか。「いくら?」…すると小さな声で「10MT」と言うではありませんか。数字が英語であれば良いですが、モザンビークはポルトガル語。アジア人に理解できないと思ったのでしょうね。
途上国あるあるで、なぜか同じ通りに全く同じものを売ってる店がゴロゴロあります。ですので、対策としては複数のお店で「いくら?」と聞き、相場を知ること。これに尽きると思います。もちろん現地に友達がいればそれに越したことはないですが。。。あとは「前は10MTで買ったよ!」とカマをかけてみるかですね。大阪の値切り大好き人間を同伴させればお得な買い物ができるかもしれませんね。(笑)
※随時更新していきます(2017/8/15更新)